自転車に乗ると、服に黒い汚れがつくことがありますね。そんな汚れをすばやく落とす方法をご紹介します。
自宅で処理が難しい場合は、クリーニング店に頼むのも一つの手です。自宅での汚れ落としには、クレンジングオイルや食器用洗剤、固形石鹸が役立ちます。
この記事では、「自転車の黒い汚れを自分で落とせる？」「クリーニングに出す必要がある？」など、詳しく解説しますので、ご参考にしてください。
自転車の黒い汚れ、自分で落とせる？
自転車の黒い汚れ、自分で落とせます！ただし、時間が経つと汚れが取りにくくなるので、できるだけ早めに対処しましょう。
まず、服の洗濯表示を確認しましょう。手洗い可能なら自宅で対処できます。トレンチコートなどのほとんどは手洗い可能ですが、ウール製品は注意が必要です。
1か所だけの汚れなら部分的に洗いたい気持ちもわかりますが、意外と難しいものです。
結局、全体が濡れたり、しっかり洗えなかったりしてしまいます。洗濯表示に関係なく、貴重な衣類は自分での洗濯には慎重にしましょう。
自転車の黒い汚れは、機械油や鉄、サビ、泥などが混ざったものです。通常の洗剤では油汚れが落ちにくいので、注意が必要です。自宅での汚れ落としには、色柄物にはクレンジングオイルと食器用洗剤を混ぜたものを使用します。白いものや漂白しても問題のないものであれば、固形石鹸でも構いません。
色柄物の汚れ落とし方法
色柄物の衣類に自転車の油汚れが付着した場合の対処法をご紹介します。
クレンジングオイル（メイク落とし）と食器用洗剤（中性洗剤）を混ぜます。
汚れた部分を汚れても良いタオルの上に広げます。
ハブラシに混ぜた洗剤を付け、汚れをトントンと叩きます。
ハブラシに付いた汚れと洗剤をぬるま湯で洗い流し、再度洗剤を付けて叩きます。
汚れが薄くなったら、ぬるま湯で洗い流してから、全体を洗濯します。
白い衣類の汚れ落とし方法
白い衣類に自転車の油汚れがついた場合の対処法についてご紹介します。
固形石鹸には蛍光漂白剤が入っているものが多いので注意が必要です。汚れ落ちは抜群ですが、色落ちや生地の白さが影響を受けることがあります。
固形石鹸を汚れた部分にこすりつけます。
ハブラシで汚れをトントンと叩いたら、ぬるま湯で洗い流します。
最後に全体を洗濯します。
適切な洗剤を使用し、すぐに汚れをしっかりと落とせば、自分で対処することができます。ぜひ、試してみてください。
自転車の油汚れとクリーニング料金
自転車の油汚れや洗濯できないコートについた汚れは、クリーニング店に頼むのが適切です。
一般的には、通常のクリーニング代に加えて部分洗いの料金がかかり、1,000〜2,000円程度が相場です。
汚れが放置されると、取り除くのが難しくなります。クリーニング店でもすべての汚れが必ず落ちるわけではありませんが、まずは相談してみることをおすすめします。
素材や汚れの種類によって料金が異なる場合もありますので、詳細は店舗にお問い合わせください。
腰ベルトや袖口のベルトが取り外し可能なコートは、追加料金が発生することもあります。自宅で外して持ち込むことで、クリーニング代を少し節約できます。
まとめ
自転車の油汚れがコートについた場合、手洗い可能なコートであれば自宅で対処できます。
クレンジングオイルと食器用洗剤を混ぜた液を使用すれば、簡単に汚れを落とせます。
ただし、汚れは時間が経つと取りにくくなるため、早めの対処が重要です。
手洗い不可のコートや頑固な汚れは、クリーニング店に頼みましょう。
クリーニング代には通常の料金に加えて部分洗い料金がかかります。自転車の油汚れは服にも付着するため、放置せず早めの対処を心がけましょう。
