メガネのレンズについた汚れは、専用のクリーニングスプレーや水で洗い流すことができます。特に、レンズに見られる白い粒状の汚れは、大抵が指紋や水垢、その他の汚れによるものですので、これらは比較的簡単に清掃できます。ただし、レンズコーティングが剥がれて白い粒状の汚れができている場合は、普通の方法では落としにくく、特別な注意が必要です。
この記事で取り上げるのは次のポイントです：
・レンズに白い粒状の汚れが生じる主な原因
・メガネの適切なお手入れ方法
・メガネの内側に汚れが生じる理由
メガネのレンズの汚れやその対処法について知りたい方は、ぜひこの記事の情報を参考にしてみてください。
メガネレンズに白い粒状汚れが！原因と対策は？
メガネレンズに見られる白い粒状の汚れの主要な原因は、レンズコーティングの剥がれが考えられます。特に、慎重にレンズを拭いても取れない白い粒状の汚れは、多くの場合、コーティングが剥がれている証拠です。
コーティングが剥がれた場合、その部分を修復することはメガネ専門店でも困難ですので、新しいメガネへの買い替えを考えることが必要になります。
他にも、白い粒状の汚れを引き起こす可能性がある原因には次のようなものがあります：
指紋
水垢
花粉やほこり
これらの汚れはメガネクリーナーや水洗いで取り除くことができるため、適切なケアを行うことが推奨されます。
メガネを水で洗う場合の推奨手順は以下の通りです：
ボウルや洗面器に水を溜め、中性洗剤を数滴加える。
水の中でメガネを優しく振って洗う。
汚れが落ちたら、洗剤が残らないようにしっかりと水で洗い流す。
キッチンペーパーや専用のメガネ拭きで水気をしっかりと拭き取る。
水洗いの際には、お湯ではなく冷水を使用することが重要です。お湯を使用すると、レンズのコーティングを損傷する可能性があります。また、アルカリ性や酸性の洗剤の使用は避け、中性洗剤を選ぶようにしましょう。
水洗い後は、レンズに水分や洗剤の残りがないかをしっかりと確認することが大切です。
メガネの内側が汚れる理由と、清潔を保つ方法
メガネの内側が汚れやすい主な原因は以下の通りです。
メガネの着脱時に指でレンズに触れること
寝ている間にメガネをかけていて、肌がレンズに触れること
フレームのフィット不良で、まつげがレンズに触れること
これらの状況では、皮脂や汗、涙などがレンズの内側に付着し、汚れを引き起こします。特に、マスカラを塗るとまつげが長くなり、普段は接触しない人もメイク時にはレンズに触れることが多くなります。さらに、花粉やほこりといった空気中の粒子も、メガネの外側だけでなく内側にも付着してしまいます。
清潔を保つためには、メガネの内側も外側と同様に定期的に水洗いすることが効果的です。洗浄には中性洗剤を使用すると良いでしょう。汚れが積もると取り除きにくくなるため、定期的なケアが重要です。
まとめ
メガネの汚れの多くは中性洗剤を使った水洗いで取り除けますが、白い粒状の汚れが落ちない場合は、レンズのコーティングが剥がれている可能性があります。コーティングが剥がれた場合は修復が難しいため、新しいメガネを検討することが必要です。メガネのレンズは外側だけでなく内側も汚れやすいので、定期的に洗浄して清潔に保つことが大切です。
