服についた花粉は、家に入る前に取り除かないと長時間ついたままになります!しかし、洗濯をすれば花粉は取れますよ。
花粉を徹底的に落としたい場合は、帰宅後に部屋に入る前に花粉を払い落とし、その後洗濯して部屋で乾かすのが良いでしょう。
この記事では、服についた花粉を洗濯で完全に取り除く方法や、部屋干しや外干しのコツ、花粉が付きにくい服の素材、そして家に入る前に花粉を取り除く方法などを紹介しますので、毎年花粉で外出するのが億劫な方はぜひ参考にしてください!
目次
花粉が服から洗濯で落ちる?徹底的な除去のコツ!
服についた花粉は洗濯で落とすことができます。帰宅後であればすぐに洗濯すると良いです!
花粉を徹底的に除去するための洗濯のコツは、基本的に2つあります。まずは洗濯前に衣類から花粉を払い落とすことです。次に、洗濯機で洗濯することです。
柔軟剤の使用
柔軟剤は生地の表面を滑らかにし、衣類同士の摩擦を防ぐ効果があります。また、静電気を防止する効果もあります。
花粉は静電気が発生しやすい生地に付きやすいので、柔軟剤を使うことで花粉が付きにくくなります。
室内での衣類の乾燥方法
衣類を干す場合は、基本的には室内での乾燥を心がけましょう。
部屋干しを行う際に風を通したい場合は、窓を開けると花粉が室内に入り込む可能性があるため、窓を閉めて衣類乾燥除湿器を利用すると良いでしょう。
また、扇風機やサーキュレーターを使って部屋の空気を循環させ、風の通り道を作り、そこに洗濯物を干すのもおすすめです。
部屋での衣類乾燥が難しい場合は、比較的花粉が飛散しにくい時間帯を選んで外で干すことがポイントです。
1日の中で花粉が飛散するピークは2回あります。1回目は午前11時から午後2時の間、2回目は午後5時から午後7時の間です。
これらの時間帯を避けて外で干すと良いでしょう。
服の選び方のポイント
静電気が発生すると花粉が付きやすいため、静電気が発生しにくい素材の服を選ぶことが重要です。
綿や麻、絹などの天然繊維は、比較的静電気が発生しにくいとされています。
一方、アクリルやポリエステル、ナイロンなどの化学繊維は、比較的静電気が発生しやすい傾向があります。
また、毛足の長さも花粉に影響します。天然繊維でもウールのセーターなど毛足の長い服は、花粉が付きやすい傾向にあります。
花粉が付きにくい服を選ぶためには、天然繊維で毛足の短い生地の服を選ぶことがポイントです。
スギ花粉の服への付着対策と家への持ち込み防止
部屋に花粉を持ち込まないことが重要です。実は、部屋に入る花粉の量は服についた花粉よりも多いのです。
ここでは、家に入る前に服についたスギ花粉を除去する方法をいくつかご紹介します。
服を振る
手で叩くと繊維を傷つける可能性があるので、遠心力を利用してパタパタと振ります。
手で叩くと手の油分が繊維に移り、花粉を持ち込む可能性があります。また、花粉が繊維に付着することもあります。手で叩くのはNGです。服を振って花粉を払いましょう。
粘着テープで取る
花粉の飛散を防ぐのに効果的です。玄関に粘着テープを用意しておき、家に入る前に服に巻き付けて花粉を取り除きましょう。使用したテープはすぐに捨てましょう。
掃除機で吸い取る
掃除機をかけることで花粉の持ち込みを防げます。家に入る前に、服に掃除機をかけてみてください。服を傷つけないように適切なノズルを使いましょう。
その他の注意点
外出時にはできるだけツルツルした生地を選び、静電気防止スプレーを使用すると良いでしょう。
花粉の飛散時期には肌寒い日がまだまだ続きます。そんな時は、ニットやコートなどの起毛素材を着用することが多いですが、このような素材にも花粉が付きやすいので注意が必要です。
冬服をしまう際は、花粉がついたまま収納しないように、クリーニングに出すと良いでしょう。
花粉対策のまとめ
服についた花粉は洗濯で落とせます。洗濯時には、柔軟剤を使って静電気を防ぐことや、基本的に部屋干しをすることが重要です。
花粉が付きにくいのは綿などの天然繊維の服です。意識的に天然繊維の素材の服を選ぶことで、花粉が付く量を最小限に抑えることができます。
服に付いた花粉を落とす方法はいくつかありますが、手で直接叩かないでください。コロコロや掃除機で除去する方が花粉を部屋に持ち込まないためにおすすめです。
冬服によく使われる毛足の長い繊維は、ウールなどの天然繊維でも花粉が付きやすいです。特に注意して、シーズンオフには必ずクリーニングに出して収納しましょう。
頻繁な洗濯と部屋干しを徹底することで、花粉症の辛さを軽減できることを実感しました。花粉症薬に頼らずに過ごすことができました。次のシーズンでは、帰宅直後のケアにも注力しようと思います。
ひと手間をかけるだけで、花粉の時期を快適に過ごすことができるかもしれません。ぜひ試してみてください!