年賀状が使い切れなかったり、書き損じた場合、どのように対処すべきでしょうか?
この記事では、年賀状の余りを有効に活用する方法について、郵便局での交換方法や金券ショップでの換金テクニック、未使用の年賀状の有効な使い道について紹介します。
目次
余った年賀状の使い道
実家で年賀状を整理中の母は、毎年使い切れずに余る年賀状に頭を悩ませていました。年賀状が100枚を超え、書き損じや投函しなかったものを含めるとかなりたまっていました。
「数年年前のものもあるんだけど・・・」
しかし、ご安心ください。余った年賀状を有効に利用する方法はたくさんあります。周りにも、同じように年賀状を保管している人が多いようです。年賀状はお金に換算できるので、そのまま保管されているのかもしれません。
それでは、未使用の年賀状は投函されていない限り問題ありません。未使用の年賀状は、郵便局で交換できます。
手数料5円で交換可能
郵便局では未使用の年賀状を現金に交換することはできませんが、手数料5円を支払うことで、切手などと交換することができます。期限は設けられておらず、十年前のものでも、過去の書き損じや印刷済みの年賀状も交換の対象となります。
■ 未使用の年賀状の有効な交換アイテム
年賀状が余ってしまった場合、それを有効に活用する方法として、以下のアイテムと交換できます。
・ 通常の切手
・ はがき
・ 郵便書留
・ 特定封筒(レターパック)
1枚あたり5円の手数料がかかりますが、高額な切手などにも交換可能です。ただし、現金での交換はできませんので、残りの金額は切手として受け取ることになります。
また、「今年の年賀はがき」を書き損じてしまった場合、販売期間内であれば「今年の年賀はがき」と交換できます。切手などへの交換には期限がないことに留意してください。
年賀はがきを喪中の際に交換する方法
年賀はがきを購入した後、喪中の状況が生じた場合、特定の条件を証明できれば、販売期間内に手数料無料で通常のはがきや切手と交換することができます。通常のはがきと交換して、喪中はがきや寒中見舞いとして利用することも可能です。現金交換は不可能ですが、印刷済みの年賀はがきでも無料で交換ができます。
■ 窓口での交換に必要な情報
簡易局以外のすべての郵便局で交換が可能です。窓口で交換する際には、服喪の状況を申告し、以下の情報を請求書に記入する必要があります。
・ 請求者の住所と氏名
・ 亡くなった方との続柄など
余った年賀状の有効な活用方法:買取、懸賞、寄付で社会貢献
郵便局での年賀状を現金に換金することはできませんが、現金が必要な場面もあるでしょう。その際には、金券ショップを活用することができます。ただし、全ての金券ショップが買取サービスを提供しているわけではなく、買取価格も店舗によって異なります。したがって、事前に目的に合った金券ショップを調査し、適切な方法を選択することをおすすめします。
金券ショップでの有利な換金方法
■ 郵便局での交換を考えてみましょう
金券ショップでは、年賀はがきが大量に供給されるため、その価値が低く評価されることが多いです。そのため、金券ショップに直接持ち込む前に、まずは郵便局で通常の切手やはがきに交換してみることをおすすめします。
手数料はかかりますが、最終的にはより有利な価格で交換できるでしょう。もし現金が必要な場合は、二度手間をかけて金券ショップに行くことが賢明です。
ここまで、年賀はがきの交換や換金方法について説明してきました。次に、年賀はがきを交換しないための有益な活用法を紹介します。
普通のはがきとして利用する
年賀はがきの交換や換金手続きが煩わしい場合は、普通のはがきとして使用することもできます。年賀はがきの表面に記載されている「年賀」という文字を二重線で消し、通常のはがきとして投函すればOKです。
余った年賀状は懸賞への応募用や他の目的に活用する人も多いようです。ただし、目上の人へ送る際には注意が必要です。私の友人はラジオや新聞の川柳コーナーへの投稿に積極的に利用しています。
余った年賀状を寄付で社会貢献
NPO法人などでは、未使用や書き損じた年賀状を寄付する機会が提供されています。余った年賀状を封筒に入れ、送るだけで、途上国の子供たちの支援や障害者福祉への貢献につながることがあります。寄付内容は団体によって異なりますので、自身の志向に合ったものを選びましょう。
年賀状の有効な活用法まとめ
年賀はがきはよく余りがちなものです。交換、通常の利用、懸賞応募、換金、寄付など、さまざまな活用方法があります。無駄にせず、自身や他人に役立つ方法を選んでみてください。