ヘアドライヤーを使う際、熱風が出ないトラブルに直面することがありますね。このような場合、まずチェックすべきはドライヤーの吸気口や内部に溜まったホコリです。
ホコリが原因で内部温度が上がりすぎると、過熱を防ぐサーモスタットが作動し、冷風のみが出ることがあります。
清掃しても改善されない場合は、切り替えスイッチの不具合や内部の断線が考えられ、新しいドライヤーの購入も視野に入れる必要があるかもしれません。
この記事では、ヘアドライヤーが冷風のみを出す原因とその対策についてお伝えします。
熱風が出なくなる原因とは?
過熱防止サーモスタットの作動
ドライヤーの吸気口や内部にホコリが溜まると、使用中の過熱が原因で過熱防止サーモスタットが作動することがあります。
この場合、ドライヤーを休ませて内部を冷やせば、また熱風が出るようになることがあります。トラブルが起きたら、まずは時間を置いて状態を確認し、日頃からの清掃を心掛けましょう。
温風・冷風切り替えスイッチの故障
温風と冷風の切り替えスイッチが故障すると、熱風が出なくなることがあります。この場合、時間を置いても改善されないため、修理や新品への買い替えが必要になります。
ヒーター部分や温度ヒューズの断線
ヒーター部分や温度ヒューズの断線も、冷風のみが出る原因です。専門的な知識が必要なため、修理はプロに任せるのがベストです。部品の交換が必要になることがあり、修理費用はメーカーによって異なるため、相談が必要です。
ドライヤーが急に冷風しか出さない理由
ヘアドライヤーの平均寿命は一般に3年から4年とされていますが、使用頻度や時間によって変わります。
寿命が近づくと、異音や異臭、本体の過熱など異常な症状が現れることがあります。特に焦げ臭い異臭がする場合は、発火の危険性もあるため使用を控えることが重要です。
ドライヤーの耐用年数や廃棄方法についても説明します。
冷風での髪の乾かし方
冷風のみで髪を乾かす際は、先にタオルでしっかりと水分を取り除くことが大切です。
通常は温風で髪のキューティクルを整え、その後に冷風でツヤを出しますが、冷風だけの場合は異なる方法が必要です。
冷風のみでは頭皮に水分が残り、髪がダメージを受けやすいため、ヘアドライ手袋を使うのが効果的です。手袋を使用しながら冷風で乾かすことで、水分を残さずに乾かすことができます。
冷風のみでの使用が続く場合は、ドライヤーを修理に出すか新しく購入することを検討しましょう。
まとめ
この記事では、ヘアドライヤーが温風を出さなくなる原因とその寿命について解説しました。
主な原因としては、加熱防止機能の作動、温風・冷風切り替えスイッチの故障、ヒーターや温度ヒューズの断線があります。
加熱防止機能が作動している場合、時間を置くことで改善される可能性がありますが、他の故障の場合は修理が必要です。修理は専門的な知識を要するため、プロに依頼することをお勧めします。
ヘアドライヤーの平均寿命は約3~4年ですが、異常な症状が現れた場合はすぐに使用を控えてください。
また、冷風のみの場合はタオルドライとヘアドライ手袋を使用して、頭皮に水分を残さないように注意し、早めに修理や新しいドライヤーへの買い替えを考慮するのが最適です。
さらに、ドライヤーの清掃を定期的に行い、ホコリが溜まらないようにすることも、長持ちさせるためには重要です。毎日使用するドライヤーですが、適切なお手入れをすることで、より長く使い続けることができます。