最近、高齢者の働く姿を以前より見かけるようになりました。
個人的には定年後は働かず、それまでできなかったことをしたいと思っています。
実際、定年後の方はどのような過ごし方をされてる方が多いのかランキング形式で調べてみましたのでご紹介しますね。
定年後の過ごし方は？
定年後の過ごし方には、以下のようなものがあります。
- 旅行や観光
- ボランティア活動
- 趣味や学び
- 家族や友人との交流
- 家事や育児
- 仕事
これらの過ごし方の中で、一般的に多いものをランキングすると、以下のようになります。
1位：旅行や観光 2位：趣味や学び 3位：ボランティア活動 4位：家族や友人との交流 5位：仕事 6位：家事や育児
1位：旅行や観光
定年後は、仕事の制約から解放され、自由に時間を使えるようになります。そのため、これまで行けなかった場所を訪れたり、新しいことに挑戦したりする機会が増えます。
2位：趣味や学び
定年後は、これまでできなかった趣味や学びに打ち込む人も少なくありません。趣味や学びは、心身を健康に保つとともに、新しいことにチャレンジする意欲を高める効果があります。
3位：ボランティア活動
ボランティア活動は、社会に貢献するとともに、新たな人脈や生きがいを創出する効果があります。
4位：家族や友人との交流
定年後は、仕事に追われることがなくなり、家族や友人と過ごす時間が増える傾向にあります。
5位：仕事
定年後も、働き続ける人も少なくありません。経済的な理由や生きがいを求めて、再就職や起業をするケースもあります。
6位：家事や育児
定年後も、家事や育児を担う人もいます。子育てが終わった夫婦が、家事や育児を分担して、夫婦で過ごす時間を作るケースもあります。
定年後の過ごし方は、本人の興味や関心、健康状態などによっても異なります。自分の望む人生を実現するために、様々な選択肢を検討することが大切です。
2022年7月にソニー生命保険が発表した「シニアの生活意識調査」によると、定年後の過ごし方について、以下の割合となりました。
| 項目 | 割合（％） |
|---|---|
| 旅行や観光 | 45.3 |
| 趣味や学び | 42.0 |
| 家族や友人との交流 | 38.6 |
| 家事や育児 | 28.5 |
| ボランティア活動 | 25.0 |
| 仕事 | 21.5 |
この調査によると、定年後の過ごし方で最も多かったのは「旅行や観光」で、45.3％となりました。次いで「趣味や学び」が42.0％、「家族や友人との交流」が38.6％となりました。
定年後に働く人の割合は？
2021年の総務省の調査によると、65歳以上の高齢者の就業率は25.1％でした。これは、1990年の10.3％から2倍以上に増加しています。
定年後に働く人の割合は、年齢によっても異なります。
65～69歳の就業率は50.3％、
70～74歳の就業率は33.2％、
75歳以上の就業率は14.3％となっています。
定年後に働く人の理由としては、以下のようなものが挙げられます。
- 経済的な理由
- 定年退職後の年金だけでは生活が苦しいため、働き続けることで収入を補う
- 生きがいや社会とのつながりを求めて
- 定年退職後も、働くことで生きがいや社会とのつながりを得られる
- スキルや経験を活かしたい
- 定年退職後も、自分のスキルや経験を活かして社会に貢献したい
定年後に働くことは、経済的な安定や生きがいの創出など、様々なメリットがあります。しかし、体力や健康状態に不安がある場合は、無理をせず、自分のペースで働くことが大切です。
また、定年後に働くためには、職場の理解や支援も必要です。シニア層の雇用促進を目的とした政策や制度も整備されていますので、活用することも検討してみてはいかがでしょうか。
海外で働く人の割合は？
海外での定年以降働く人の割合は、国や地域によっても異なりますが、日本に比べて高い傾向にあります。
2022年のOECDの調査によると、65歳以上の高齢者の就業率は、
日本が25.1％であるのに対し、
アメリカは28.8％、
オーストラリアは40.0％、
イギリスは33.2％となっています。
海外での定年以降働く人の理由としては、以下のようなものが挙げられます。
- 経済的な理由
- 定年退職後の年金だけでは生活が苦しいため、働き続けることで収入を補う
- 生きがいや社会とのつながりを求めて
- 定年退職後も、働くことで生きがいや社会とのつながりを得られる
- スキルや経験を活かしたい
- 定年退職後も、自分のスキルや経験を活かして社会に貢献したい
海外での定年以降働くためには、英語力や現地の法律や文化に関する知識が求められます。また、現地での就職活動や生活に必要な準備も必要です。
しかし、海外での定年以降働くことは、自分のスキルや経験を活かして社会に貢献するとともに、新たなチャレンジや成長の機会を得ることができるため、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
具体的な国や地域の例としては、以下のようなものが挙げられます。
- アメリカ
- アメリカでは、定年年齢が定められておらず、本人の希望や体力に合わせて働き続けることができます。また、パートタイムやリモートワークなど、柔軟な働き方ができる職場も増えています。
- オーストラリア
- オーストラリアでは、定年年齢は67歳と定められていますが、65歳から70歳までの間は、政府の支援を受けながら働くことができます。また、シニア層向けの求人サイトや就職支援サービスも充実しています。
- イギリス
- イギリスでは、定年年齢は68歳と定められていますが、本人の希望や体力に合わせて働き続けることができます。また、シニア層向けの求人サイトや就職支援サービスも充実しています。
海外での定年以降働くことは、日本とは異なる文化や習慣の中で、新たなライフスタイルを創出する機会となります。自分の人生を豊かにするために、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
