NJ-SE06HとNJ-SE06Fの違い6つを徹底比較！おすすめは新旧どっち？【2025年最新】

新旧モデルのスペック比較表

型番	NJ-SE06H（新モデル）	NJ-SE06F（旧モデル）
発売年	2025年	2023年
うま早モード	あり	なし
内面コート	100万回洗米ハードコート	ハードコート100
抗菌機能	なし	ハンドル・フックボタン抗菌
消費電力（炊飯時）	126.8Wh	131.5Wh
重さ	約4.1kg	約4.2kg
カラー	黒曜・白亜麻	黒曜・月白

6つの主な違いを整理

両モデルの違いは主に次の6点です。

• うま早モードの有無
• 内面コートの名称と仕様
• 抗菌機能の有無
• 炊飯・保温時の消費電力
• 重さ
• カラー展開

結論として、NJ-SE06Hは時短・味重視、NJ-SE06Fは衛生・コスパ重視のモデルといえます。

違い①「うま早モード」の有無

最初にチェックしたいのは、両モデルの最大の違いである「うま早モード」です。

この機能の有無によって、炊き上がりのスピードと味の両方に差が出ます。

時短と味を両立する最新炊飯技術

NJ-SE06Hのうま早モードは、約30分でふっくらとしたご飯を炊き上げる最新の時短モードです。

短時間で炊けるのに、お米の甘みや香りをしっかり引き出せるのが特徴です。

これは吸水工程を独自制御して、短時間でも芯までしっかり水を吸わせるためです。

忙しい朝や、帰宅後すぐにご飯を炊きたいときに非常に便利な機能です。

項目	NJ-SE06H	NJ-SE06F
うま早モード	対応（約30分炊飯）	非対応
通常炊飯時間	約45分	約45分
お急ぎモード	あり	あり

「お急ぎモード」との違いを比較

NJ-SE06Fにも「お急ぎモード」はありますが、これはあくまでスピード優先の設定です。

一方で「うま早モード」は、時間を短縮しながらもお米のうま味を残すよう工夫されています。

つまり、「早いだけでなく、美味しさも保ちたい」人にはNJ-SE06Hの方が断然おすすめです。

時短と味の両立こそ、NJ-SE06Hの最大の進化ポイントです。

普段の炊飯時間を短縮しつつ、ふっくらご飯を楽しみたい方にはNJ-SE06Hが最適です。

違い②「内面コート」の進化

次に注目したいのが、内釜の「内面コート」です。

毎日使う炊飯器だからこそ、内釜の耐久性やお手入れのしやすさは大事なポイントですよね。

「100万回洗米ハードコート」とは？

NJ-SE06Hの内面コートには「100万回洗米ハードコート」が採用されています。

これは、従来モデルの「ハードコート100」と同等の耐久性を持ちながらも、より分かりやすく強度を表現した名称です。

どちらも、100万回の洗米試験に耐えられるほどコーティングが強いことが実証されています。

つまり、名前は違っても性能はほぼ同じということです。

型番	内面コートの名称	耐久性
NJ-SE06H	100万回洗米ハードコート	◎（高耐久）
NJ-SE06F	ハードコート100	◎（高耐久）

耐久性とメンテナンス性の違い

実際の使用感としては、両モデルともにこびりつきにくく、洗いやすいという特徴を持っています。

ただし、NJ-SE06Hの方はコーティングの改良により、より均一に熱が伝わりやすい構造に進化しています。

そのため、炊きムラが少なく、粒立ちの良いご飯を炊きやすいのが特徴です。

毎日使う中で少しでも長持ちさせたい方には、NJ-SE06Hがより安心といえます。

性能は同等でも、熱効率と耐久性のバランスで見るとNJ-SE06Hが一歩リードしています。

違い③「抗菌機能」の有無

次に比較するのは、衛生面での安心感を左右する「抗菌機能」です。

こちらは、NJ-SE06Fにしか搭載されていない機能です。

NJ-SE06Fの抗菌仕様のポイント

NJ-SE06Fでは、ハンドルとフックボタン（ふた開閉ボタン）に抗菌加工が施されています。

炊飯器は毎日触れる家電なので、手垢や水分が残りやすい部分に抗菌機能があるのは大きなメリットです。

特に、家族みんなで使う場合やお子さんがいるご家庭では、清潔を保ちやすい点が嬉しいポイントですね。

型番	抗菌機能の有無	抗菌箇所
NJ-SE06H	なし	―
NJ-SE06F	あり	ハンドル・フックボタン

衛生面を重視するならどちらを選ぶ？

NJ-SE06Hには抗菌機能がありませんが、清掃性が高いため、こまめにお手入れをする方なら問題ありません。

一方で、頻繁に掃除をするのが難しい人や、より清潔さを保ちたい人にはNJ-SE06Fがおすすめです。

「手軽に清潔を保てる安心感」を求めるなら、NJ-SE06Fが最適です。

抗菌仕様は、日々の負担を減らしてくれる嬉しいサポート機能です。

違い④「消費電力」の比較

続いては、省エネ性能にも関わる「消費電力」の違いを見ていきましょう。

炊飯器は毎日使う家電なので、ランニングコストの差は意外と大きいものです。

炊飯時と保温時の電力差

NJ-SE06HとNJ-SE06Fでは、炊飯時と保温時で消費電力がわずかに異なります。

下の表にまとめました。

型番	炊飯時（1回あたり）	保温時（1時間あたり）
NJ-SE06H	126.8Wh	14.9Wh
NJ-SE06F	131.5Wh	14.5Wh

つまり、NJ-SE06Hは炊飯時の電力消費が少なく、一方でNJ-SE06Fは保温時の電力が低いという特徴があります。

一度にまとめて炊いて冷凍保存する人はNJ-SE06Hが向き、長時間保温する人はNJ-SE06Fの方が合っているでしょう。

使い方によって「省エネの最適モデル」が変わる点は、意外と見逃せません。

省エネで選ぶならどっち？

電気代の観点から見ると、両モデルの差は年間で数十円程度です。

ただし、毎日の炊飯で少しでも効率を重視したい人は、炊飯時の消費電力が低いNJ-SE06Hが有利です。

反対に、毎日保温を長時間使う家庭では、保温効率が良いNJ-SE06Fの方が経済的です。

「毎日どんな使い方をするか」で選び分けるのが正解です。

省エネ重視ならNJ-SE06H、長時間保温ならNJ-SE06Fという選び方が最適です。

違い⑤「重さ」の差と使い勝手

続いては、意外と見落としがちな「重さの違い」についてです。

炊飯器を頻繁に動かす家庭では、このわずかな差が使い勝手に影響することもあります。

移動や収納を考えるなら軽さも大事

NJ-SE06Hは約4.1kg、NJ-SE06Fは約4.2kgと、その差は約100gです。

たった100gと思うかもしれませんが、これはMサイズの卵2個分ほどの差に相当します。

キッチン棚に収納して取り出す人や、掃除のたびに動かす人にとっては、この軽量化は嬉しい改良です。

型番	重さ	特徴
NJ-SE06H	約4.1kg	軽量で持ち運びやすい
NJ-SE06F	約4.2kg	安定感がある

日常使いでの体感差は？

実際に使ってみると、100gの差は数字ほど大きく感じないかもしれません。

ただし、頻繁に移動する人や高い棚に置く場合には、軽いNJ-SE06Hの方が扱いやすいでしょう。

一方で、据え置きで使う人はどちらでも差はほとんどありません。

移動の多いキッチンではNJ-SE06H、据え置き中心ならNJ-SE06Fで十分です。

小さな違いですが、毎日の使い勝手を左右する重要なポイントです。

違い⑥「カラー展開」の違い

次に見ていくのは、キッチンの印象を左右する「カラー展開」の違いです。

どちらも落ち着いた色味が揃っていますが、実はニュアンスが異なります。

白亜麻と月白の色味を比較

NJ-SE06Hのカラーバリエーションは「黒曜（こくよう）」と「白亜麻（しろあま）」の2色です。

一方、NJ-SE06Fは「黒曜」と「月白（げっぱく）」の2色展開となっています。

黒曜はどちらのモデルにも共通する深みのあるブラックで、高級感のある仕上がりです。

型番	カラー	色の特徴
NJ-SE06H	黒曜・白亜麻	やわらかいアイボリー調で温かみのある色味
NJ-SE06F	黒曜・月白	青みを帯びたシャープなホワイトで清潔感のある印象

白亜麻はナチュラルで優しい雰囲気があり、木目のキッチンや北欧風のインテリアによく合います。

月白はよりスタイリッシュで、モノトーン系の空間にぴったりです。

キッチンの雰囲気に合わせて選ぶのが後悔しないポイントです。

キッチンに馴染むカラーはどっち？

「ナチュラル」や「柔らかい雰囲気」が好きな人はNJ-SE06Hの白亜麻がオススメ。

「クール」や「シンプルモダン」な空間を好む人はNJ-SE06Fの月白が合います。

どちらもツヤを抑えた上品な質感なので、長く使っても飽きがこないデザインです。

カラーの違いは見た目だけでなく、キッチン全体の統一感にも影響します。

あなたのインテリアテイストに合わせて、最も「しっくりくる色」を選ぶことが大切です。

NJ-SE06HとNJ-SE06Fの価格を比較

続いては、やはり気になる「価格の違い」を見ていきましょう。

機能の差が小さいだけに、コストパフォーマンスは重要な判断材料になります。

2025年最新価格一覧

2025年11月時点での参考価格を表にまとめました。

モデル	カラー	参考価格（税込）
NJ-SE06H（新モデル）	黒曜	約28,700円〜33,800円
NJ-SE06H（新モデル）	白亜麻	約27,900円〜32,000円
NJ-SE06F（旧モデル）	黒曜	約21,000円〜23,000円
NJ-SE06F（旧モデル）	月白	約18,000円〜20,000円

価格差はおおよそ1万円前後で、旧モデルのNJ-SE06Fの方が安く購入できます。

ただし、店舗や時期によって価格は変動するため、購入前に最新価格を確認するのがおすすめです。

コストを抑えたいならNJ-SE06F、最新機能を重視するならNJ-SE06Hを選ぶのが賢い選択です。

型落ちモデルをお得に買うコツ

旧モデルを買う際は、在庫限りのケースが多いため、販売終了前のタイミングが狙い目です。

また、家電量販店よりもネットショップの方が割引率が高いこともあります。

保証期間や延長保証の有無も比較しておくと安心です。

価格だけでなく、保証とサポートも含めて検討するのがポイントです。

「うま早モード」に魅力を感じるなら新型、「コスパ重視」なら旧型を選ぶのがベストです。

NJ-SE06HとNJ-SE06Fの共通点

ここまで違いを詳しく見てきましたが、NJ-SE06HとNJ-SE06Fには共通している高性能なポイントも数多くあります。

どちらも「三菱炊飯器の本質的な魅力」をしっかり受け継いだモデルです。

どちらも備長炭コートの「炭炊釜」

両モデルともに「備長炭 炭炊釜」を採用しています。

この内釜はアルミとステンレスの二層構造で、外側を備長炭でコーティングしています。

備長炭の遠赤外線効果によって、米の芯までしっかり熱が伝わり、ふっくらとした甘みのあるご飯が炊けるのが特徴です。

どちらのモデルも、まるでかまど炊きのような仕上がりを実現できるのが魅力です。

項目	NJ-SE06H	NJ-SE06F
内釜素材	備長炭 炭炊釜（2.0mm厚）	備長炭 炭炊釜（2.0mm厚）
炊飯容量	0.5〜3.5合	0.5〜3.5合
保温時間	最大12時間	最大12時間

さらに、内釜の厚みは両モデルとも2.0mmで、大火力で一気に加熱できるのも共通しています。

家庭用ながらも、しっかりと炊き上げたい方にぴったりです。

五重全面ヒーターと可変超音波吸水技術の実力

もう一つの共通点が、加熱と吸水に関する技術です。

五重全面ヒーターが内釜全体を包み込むように加熱し、ムラのない炊き上がりを実現します。

さらに「可変超音波吸水技術」により、お米を研いでからすぐでも芯までしっかり水を吸収させることができます。

そのため、朝や夜の忙しい時間でもすぐに炊飯でき、冷めても美味しいおにぎりやお弁当ご飯に仕上がります。

この吸水技術は、三菱の小容量モデルの中でも特に評価が高いポイントです。

炊き上がりのツヤ、甘み、ふっくら感を求めるなら、どちらのモデルを選んでも満足できるでしょう。

どっちがオススメ？タイプ別に徹底解説

では実際に、NJ-SE06HとNJ-SE06Fのどちらを選べばいいのでしょうか？

ここでは、ライフスタイルや重視するポイントごとにおすすめモデルを紹介します。

NJ-SE06Hがオススメな人

新モデルのNJ-SE06Hは、最新の「うま早モード」を搭載した時短派向けのモデルです。

炊飯時間を短縮しながらも、美味しさをしっかりキープしたい人に向いています。

こんな人におすすめ	理由
忙しいけれど美味しいご飯を食べたい人	「うま早モード」で約30分の時短炊飯が可能
最新モデルを選びたい人	2025年モデルで性能・デザインがアップデート
炊飯時の消費電力を抑えたい人	旧モデルより省エネ設計
軽くて扱いやすい炊飯器が欲しい人	約4.1kgと軽量設計

さらに、「白亜麻カラー」はインテリア性も高く、やわらかい印象を好む人にもおすすめです。

時短と味を両立したい人にはNJ-SE06Hがベストチョイスです。

NJ-SE06Fがオススメな人

旧モデルのNJ-SE06Fは、機能を絞った分価格が抑えられたコスパモデルです。

抗菌機能もあり、衛生面を気にする人や価格重視の方に向いています。

こんな人におすすめ	理由
衛生面を重視する人	ハンドル・フックボタンに抗菌加工あり
長時間保温を使う人	保温時の電力消費が低い
コストを抑えたい人	新モデルより1万円前後安価
シンプルなデザインを好む人	月白カラーが清潔感のある印象

性能差が大きくないため、最新機能にこだわらない人はNJ-SE06Fでも十分満足できます。

コスパ・清潔・安定性で選ぶならNJ-SE06Fが最適です。

どちらを選んでも「美味しい炊き上がり」は変わらないので、重視ポイントで決めるのがおすすめです。

まとめ｜NJ-SE06HとNJ-SE06Fの違いをおさらい

ここまで、三菱の人気炊飯器「NJ-SE06H」と「NJ-SE06F」の違いを6つのポイントで比較してきました。

最後に、それぞれの特徴を整理して、自分に合ったモデルを選ぶためのヒントをまとめます。

選び方のポイント3つ

両モデルの違いを踏まえると、選ぶときに意識したいポイントは次の3つです。

チェック項目	おすすめモデル	理由
炊飯時間を短縮したい	NJ-SE06H	うま早モードで時短＋ふっくら炊き上げ
衛生面を重視したい	NJ-SE06F	抗菌ハンドル＆フックボタン搭載
コスパを優先したい	NJ-SE06F	旧モデルで価格が約1万円安い

このように、NJ-SE06Hは「機能性とスピード」、NJ-SE06Fは「価格と衛生性」で選ばれる傾向があります。

迷ったら、あなたの生活スタイルと優先順位を基準に選ぶのがベストです。

購入前にチェックしたい注意点

最後に、購入時に気をつけたいポイントも押さえておきましょう。

• 旧モデル（NJ-SE06F）は販売終了間近の可能性があるため、在庫状況を確認すること
• 新モデル（NJ-SE06H）は価格変動が大きいため、複数のショップを比較すること
• どちらのモデルも、3.5合炊き専用（小容量）なので、大家族向けではない点に注意

特に在庫と価格は日々変動するため、購入のタイミングが重要です。

自分のライフスタイルにぴったり合うモデルを選んで、毎日の食卓をもっと快適にしましょう。