【徹底比較】シャープEC-XR2とEC-WR2どっちを買うべき？静音性・機能・価格まとめ

共通する基本仕様と位置づけ

EC-XR2は上位モデル、EC-WR2は下位モデルとして位置づけられています。

基本構造は共通しており、スティック型としてもハンディ型としても使える2WAYタイプです。

以下の表で、主なスペックを比較してみましょう。

項目	EC-XR2	EC-WR2
タイプ	コードレススティック（自動ごみ収集ステーション付き）	同左
重さ（スティック）	1.6kg	1.5kg
運転時間（標準）	約35〜45分	約30分
運転音	約52〜55dB	約56〜62dB
LEDライト	あり	なし

どちらも軽量＆静音設計で、日常的な掃除を快適にしてくれる共通点が多いのが特徴です。

ただし、細かな部分で快適さに差が出るので、次章で詳しく見ていきましょう。

シリーズ「RACTIVE Air STATION」の特徴

このシリーズ最大の魅力は、「掃除後のごみ捨てを自動化」できることです。

掃除が終わったあと、本体をステーションに戻すだけで自動的にごみを吸い取ってくれる「パックinカップ」構造を採用しています。

紙パック式なので、ほこりが舞わず衛生的です。

特徴	内容
ごみ収集	パックinカップ方式（自動収集）
フィルター	不織布フィルター採用でPM2.5もキャッチ
お手入れ	ブラシは髪の毛が絡みにくい構造

つまり、日々の掃除をできるだけラクに、清潔に行いたい人向けのシリーズなんですね。

EC-XR2とEC-WR2の違いは全部で7つ！

ここからは、実際に両モデルを比べたときの違いを7つのポイントで解説していきます。

どちらを選ぶか迷ったときは、この章をチェックするだけで自分に合うモデルが分かります。

1. 静音性の違い

EC-XR2は運転音が約52〜55dB、EC-WR2は約56〜62dBと、上位モデルの方が静かです。

静かな環境で掃除をしたい家庭、特に赤ちゃんのいる家庭や夜の使用が多い人にはEC-XR2が向いています。

モデル	運転音（スティック時）
EC-XR2	約52〜55dB
EC-WR2	約56〜62dB

集合住宅でも気兼ねなく使える静音設計が魅力です。

2. バッテリー容量と運転時間の違い

EC-XR2は2500mAhで約35〜45分稼働、EC-WR2は1730mAhで約30分と、バッテリー容量に差があります。

一度の掃除で長く使いたいならEC-XR2、短時間の使用が中心ならEC-WR2という選び方がおすすめです。

モデル	バッテリー容量	運転時間
EC-XR2	2500mAh	約35〜45分
EC-WR2	1730mAh	約30分

3. LEDライト搭載の有無

暗い場所の掃除をサポートするLEDライトは、EC-XR2のみに搭載されています。

家具下やベッドのすき間など、照明が届きにくい場所の掃除がしやすくなります。

見えにくいゴミを逃さないという点で、EC-XR2のライトは大きな魅力です。

4. 充電時間の違い

EC-XR2は約100分、EC-WR2は約80分と、下位モデルのほうが早く充電できます。

短時間でこまめに使いたい人にはWR2が便利ですが、長時間掃除したいならXR2が向いています。

モデル	充電時間
EC-XR2	約100分
EC-WR2	約80分

5. 重量の違い

スティック時の重量はEC-XR2が1.6kg、EC-WR2が1.5kgで100gの差です。

軽さを重視するならWR2ですが、差はわずかなので、他の要素も合わせて検討するのがよいでしょう。

6. カラーの違い

EC-XR2は落ち着いたグレー、EC-WR2は明るいホワイトです。

部屋の雰囲気や家具のトーンに合わせて選ぶと、見た目も統一感が出ます。

7. 価格の違い

2025年10月時点では、EC-XR2が約88,000円、EC-WR2が約74,000円と、約1万4千円の差があります。

静音性・LEDライト・バッテリー容量など、利便性を重視するなら上位モデルの価値は高いでしょう。

価格重視ならWR2、快適性重視ならXR2と覚えておくと選びやすいです。

共通の機能・性能をチェック

ここからは、EC-XR2とEC-WR2の両方に共通している便利な機能をまとめて紹介します。

価格や音の違いはあっても、基本性能は同じなので、どちらを選んでも十分に満足できる構成になっています。

自動ごみ収集「パックinカップ」機能

このシリーズ最大の特徴が、掃除後のごみ処理を自動化できる「パックinカップ」機能です。

掃除を終えて本体をステーションに戻すだけで、自動的にごみを吸い取ってくれます。

紙パックに収集されるため、ほこりが舞い上がらず衛生的です。

特徴	内容
構造	紙パック式の自動収集（約1か月交換不要）
メリット	ごみが見えない・臭いにくい・衛生的
お手入れ頻度	月1回程度でOK

面倒なごみ捨ての手間を減らしたい人に最適な構造です。

軽くて持ちやすい本体設計

両モデルとも本体重量は約1.2kgと非常に軽量です。

片手で持って階段を掃除したり、天井近くの棚を掃除するのもラクにできます。

高齢者や力の弱い方でも扱いやすいのが魅力です。

使用シーン	快適ポイント
階段掃除	軽く持ち運べて疲れにくい
家具上・高所	延長ノズルで天井付近まで届く
日常使い	立ったまま自然な姿勢で操作できる

実際に手に取ると、見た目よりずっと軽く感じるのもシャープの強みですね。

家具下にも届く「ペタッとヘッド」

ヘッド部分が水平近くまで倒れるので、ベッドやソファの下にもスムーズに届きます。

厚さ約10cmのすき間にも入るため、掃除しづらい場所のほこりも逃しません。

家具を動かさずに掃除できる快適さは、シリーズ共通の大きな魅力です。

排気がきれいな高性能フィルター

両モデルにはPM2.5レベルの微細なゴミもキャッチできる高性能不織布フィルターを搭載。

排気が清潔なので、アレルギー体質の方や小さなお子さんのいる家庭でも安心して使えます。

ポイント	内容
捕集能力	PM2.5・花粉・ハウスダストを99%以上キャッチ
メンテナンス	約6か月ごとに交換推奨（水洗い不可）

空気が汚れにくい掃除機を探している人にぴったりです。

からみにくいブラシでお手入れ簡単

髪の毛やペットの毛が絡みにくい「からみにく〜いブラシ」を採用。

お手入れが圧倒的にラクで、ブラシ掃除の頻度を減らせます。

毎日使っても清潔さを保ちやすいのは大きな魅力です。

従来ブラシとの違い	からみにく〜いブラシ
毛の絡み	多い	少ない
お手入れ頻度	週1〜2回	月1回程度

お手入れの時間を減らせるのも、毎日の快適さに直結します。

EC-XR2とEC-WR2の口コミ・評価（発売初期の印象）

2025年時点では、どちらのモデルも発売から間もないため、口コミはまだ少なめです。

ただし、実際に使用したユーザーの初期レビューやSNS投稿から、いくつか傾向が見えてきました。

音の静かさに関する口コミ

EC-XR2は「夜でも気にならないほど静か」「子どもが寝ていても使える」といった声が目立ちます。

一方で、EC-WR2は「少し高音がするけど不快ではない」「昼間の使用なら十分静か」といった評価が多いです。

モデル	口コミ傾向
EC-XR2	静音性が高く、集合住宅でも安心
EC-WR2	日中の使用なら気にならないレベル

静音性を最重視するならXR2、コスパ重視ならWR2が◎という印象です。

使いやすさ・取り回しの感想

どちらも軽く、バランスがよく取られた設計のため「疲れにくい」「扱いやすい」という声が共通して見られます。

特に、ステーションへの収納や充電のスムーズさを評価する口コミが多いです。

項目	評価コメント
重量バランス	長時間使っても腕が疲れにくい
ステーション収納	戻すだけで充電＆ごみ収集できて便利
お手入れ	ごみが舞わず衛生的に処理できる

まだレビュー数は少ないものの、使い心地や操作性に関しては高評価が中心です。

今後、利用者が増えるにつれて、より具体的な評価も出てくるでしょう。

どっちがおすすめ？タイプ別の選び方

ここでは、EC-XR2とEC-WR2のどちらを選ぶべきかを、生活スタイルや重視ポイント別に整理していきます。

どちらも優れたモデルですが、自分に合う方を選ぶことで満足度が大きく変わります。

EC-XR2が向いている人

EC-XR2は、機能性と快適性を重視したい人におすすめです。

特に、赤ちゃんがいる家庭や夜間に掃除をしたい人には最適です。

こんな人におすすめ	理由
赤ちゃんのいる家庭	静音性が高く、睡眠の妨げになりにくい
集合住宅に住む人	運転音が静かで隣室への音漏れを防ぎやすい
暗い場所の掃除が多い	LEDライトで見落とし防止
広い部屋をまとめて掃除したい	長時間バッテリーで一気に掃除可能

快適さと上質さを重視するなら、EC-XR2が間違いのない選択です。

価格差以上に「静か」「見やすい」「長く使える」という満足感が得られます。

EC-WR2が向いている人

EC-WR2は、価格を抑えつつ必要十分な性能を求める人におすすめです。

短時間の掃除や、サブ機としての利用にも向いています。

こんな人におすすめ	理由
コスパ重視の人	約1.4万円安く、基本機能は同じ
短時間の掃除が中心	30分稼働でも十分カバーできる
軽さを重視する人	100g軽く、取り回しがしやすい
日中に掃除する家庭	多少の運転音も気にならない

シンプルで扱いやすく、初めてコードレス掃除機を買う人にもぴったりです。

「最低限で十分」「軽くて扱いやすいものがいい」という人には、EC-WR2が向いています。

ふるさと納税でも入手できる！お得な購入方法

実は、EC-XR2とEC-WR2はどちらもふるさと納税の返礼品として提供されています。

税控除を受けながら実質負担を抑えられるため、賢く入手したい人におすすめの方法です。

返礼品として選べる自治体と注意点

両モデルとも、製造元である大阪府八尾市の返礼品として出品されています。

寄附額の目安は以下のとおりです。

モデル	寄附金額（目安）	カラー
EC-XR2	約300,000円	グレー系
EC-WR2	約260,000円	ホワイト系

寄附後の配送は1〜2か月ほどかかることがあるため、早めの申し込みがおすすめです。

ふるさと納税サイトによってはAmazonギフト券キャンペーンなどが実施されている場合もあります。

実質負担2,000円で最新モデルを手に入れるチャンスです。

通常購入とのコスパ比較

通常価格とふるさと納税での寄附金額を比べると、一見ふるさと納税の方が高く見えますが、税金控除を受けることで実質負担額は大幅に減ります。

モデル	通常価格（税込）	ふるさと納税（実質負担）
EC-XR2	約88,000円	約2,000円（控除上限内）
EC-WR2	約74,000円	約2,000円（控除上限内）

節税＋家電がもらえる＝非常にお得というのがふるさと納税の魅力です。

寄附上限に余裕がある方は、購入よりも寄附で選ぶのが賢い選択といえるでしょう。

よくある質問（Q&A）

最後に、EC-XR2・EC-WR2を購入検討している方からよく寄せられる質問をまとめました。

購入前に気になる疑問をスッキリ解消しておきましょう。

紙パックの交換頻度は？

使用状況にもよりますが、一般的な家庭なら1〜2か月に1回の交換でOKです。

自動収集ステーションの容量が大きいため、頻繁に交換する必要はありません。

ほこりが舞い上がらない構造なので、衛生的に処理できます。

項目	内容
交換目安	1〜2か月に1回
紙パック品番	EC-AP1
価格目安	3枚入りで約1,000円前後

充電中に掃除できますか？

どちらのモデルもコードレス仕様のため、充電中は使用できません。

使用前に満充電（約80〜100分）しておくのがポイントです。

吸引力に差はありますか？

吸引力そのものに大きな差はありません。

ただし、EC-XR2はバッテリー容量が大きいため、強モードでの稼働時間に余裕があります。

長時間の強モード使用を想定しているなら、XR2のほうが安心です。

フィルターは水洗いできますか？

不織布フィルターのため、水洗いは非対応です。

汚れが気になったら交換を推奨します（目安：6か月ごと）。

本体は自立しますか？

本体単体では自立しません。

使用後はステーションに戻して保管・充電する仕組みになっています。

まとめ｜EC-XR2とEC-WR2の違いを整理して最適な1台を選ぼう

ここまで、シャープのコードレス掃除機「EC-XR2」と「EC-WR2」の違いを7つのポイントで比較してきました。

あらためて、主要な違いを整理しておきましょう。

比較ポイント	EC-XR2	EC-WR2
静音性	約52〜55dB（静か）	約56〜62dB
バッテリー	2500mAh・約45分稼働	1730mAh・約30分稼働
LEDライト	あり	なし
重量	1.6kg	1.5kg
カラー	グレー系	ホワイト系
価格	約88,000円	約74,000円

違いを一言でまとめると、EC-XR2は静かで高機能、EC-WR2は軽くて手頃という構図になります。

• 静音性・快適さを重視する人 → EC-XR2
• コスパと手軽さを重視する人 → EC-WR2

どちらも掃除の手間を減らせる自動収集ステーションを備えており、毎日の掃除をラクにしてくれます。

価格よりも快適さを重視するならEC-XR2、一方でコスパと軽快さを求めるならEC-WR2が最適です。

あなたの生活リズムや掃除スタイルに合わせて、後悔しない1台を選んでくださいね。