自転車の油汚れが手に付いた場合、クレンジングオイルや台所用洗剤を使用してきれいに取り除くことができます。
手を濡らしてからオイルを塗っても、なかなか汚れは落ちません。
油と汚れが混ざることを避けるためにも、手を濡らさずに洗うことがおすすめです。
この記事では、自転車の油汚れがクレンジングオイルで落ちるかどうかや、洗浄時の注意点などを詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
自転車の油汚れを除去する方法:クレンジングオイルを使用した手洗いの手順
自転車の油汚れは、クレンジングオイルを用いて効果的に除去できます。
自転車の油汚れが手についた場合の洗浄手順を詳しく見ていきましょう。
自転車の油汚れには、機械油や鉄粉、サビ、土や泥などが混ざっています。
これらの汚れに対処するのに最適なのが、化粧落としのクレンジングオイルです。
【中見出し】自転車の油汚れが手についた場合の洗浄手順
手を濡らさずにクレンジングオイルを塗っていきます。
汚れとオイルをよく馴染ませ、水で洗い流します。
最後にハンドソープで手を洗い、完了です。
クレンジングオイル以外にも、クレンジングクリームやジェルでも汚れは落ちますが、洗浄力はオイルほどではありませんので、必要に応じて2回洗うことがおすすめです。
また、オリーブオイルやクレンジングシートでも汚れを落とすことができます。
時間が経つと汚れが固着しやすくなるので、できるだけ早めに洗うように心がけましょう。
自転車の油汚れが爪についた場合の対処方法
自転車の調整を行う際、手だけでなく爪の間にも油汚れがつくことがあります。
ただ洗っても爪の汚れはなかなか落ちませんので、爪ブラシを使用しましょう。
爪ブラシは100円ショップでも手に入りますので、手軽に手に入れることができます。
爪ブラシにクレンジングオイルを付けて洗うだけでOKです。
使用後は、ブラシについた汚れをしっかり落としてください。
汚れを放置するとカビが発生する可能性があるので、注意してください。
自転車の油汚れを除去する方法:台所用洗剤を使った手洗いの手順
自転車の黒い油汚れを手から取り除くための手洗い方法には、台所用洗剤を使用する方法があります。
台所用洗剤は油汚れに特に効果的です。
以下が手順です。
自転車の油汚れが手についた時の洗い方
直接台所用洗剤を手に塗ります。
手に塗った台所用洗剤で手をしっかりとこすります。
お湯で手を洗い流します。
再び台所用洗剤を手に付けて手をこすります。
お湯で手をきれいに洗い流します。
この手順により、台所用洗剤がハンドソープとは異なり、油分を効果的に分離して落とすことができます。
最初は手を濡らさずに台所用洗剤を手に付けてこすります。
油汚れが落ちにくい場合は、スポンジを使用して擦ると効果的です。
一度お湯で手を洗い流した後、再び台所用洗剤を手に付けて同じ手順を繰り返します。
水でも洗い流せますが、お湯の方が汚れをより綺麗に落とせるためおすすめです。
この方法を2~3回繰り返すことで、頑固な自転車の黒い油汚れもきれいに取り除くことができます。
自転車の黒い油汚れが手についた際の注意点
自転車の黒い油汚れが手についた場合、適切な対処方法を知っている方も多いかと思いますが、実は油汚れが手についた際には避けるべき行動もあります。
放置しないことが重要
黒い油汚れが手についたら、放置しておくと皮膚に油がこびりつき、落としにくくなります。なるべく早く汚れを落とすことが大切です。放置すると、手に触れるものすべてに油が付着し、汚れの原因になる恐れがあります。洗えない場合は、コンビニなどでクレンジングティッシュを使って応急処置をすると良いでしょう。
石鹸やハンドソープを使わないこと
石鹸やハンドソープでは油汚れを効果的に落とすことができません。何度洗っても手がきれいにならず、使用したタオルにも油汚れが付着してしまいます。さらに、繰り返し洗うことで手の水分や皮脂が奪われ、手荒れの原因にもなります。
手を濡らさないことが大切
台所用洗剤やクレンジングオイルを使用する際には、手を先に濡らさないことが重要です。手が濡れている状態でこれらの製品を使うと、水分が混ざり合い、汚れを落とす成分の効果が弱まってしまいます。そのため、手を乾燥させた状態で直接台所用洗剤やクレンジングオイルを使用し、汚れを落とすのが適切です。
自転車の油汚れを手で落とす際のポイント
自転車の油汚れを手で落とす際の重要なポイントをご紹介します。
ボトル類を汚さない
油汚れの手でクレンジングオイルのボトルを触ると、ボトルにも油汚れがつきます。
その後、ボトルに触れるたびに再び手が汚れる可能性があります。
ボトルや洗面台周辺など、油汚れの手で触らないようにしましょう。
もし触れてしまった場合は、クレンジングオイルでボトルを清潔に拭き取ると良いでしょう。
ハンドソープで洗い流す
クレンジングオイルで洗った後は、手にベタつきが残ります。
また、土や泥の汚れが残っている可能性もあります。
そのため、洗い終わったらハンドソープでさらに一度手を洗いましょう。
これで手はすっきりと綺麗になります。
保湿する
洗った後は、手の皮脂が少なくなり乾燥しやすい状態になります。
特にクレンジング後に何度も洗うと、手が乾燥しやすくなります。
そのため、洗った後はハンドクリームなどでしっかりと保湿しましょう。
まとめ
自転車の油汚れはクレンジングオイルで落とせます。
しかし、汚れたらすぐに洗うことが重要です。
洗う際のポイントは以下の通りです。
手を濡らさない
ボトル類を汚さない
最後にハンドソープで洗う
保湿する
油汚れを落とす際に最も重要なのは、手を濡らさないことです。
手を濡らしてしまうと、水と油が混ざり汚れが落ちにくくなります。
乾いた手にクレンジングオイルを塗り、よく馴染ませてから水で洗い流しましょう。
その後、ハンドソープで洗うことも忘れずに。そして保湿も行いましょう。