こんばんはtakaです。
今回のプロフェッショナルでは
友田明美さんの特集が放送されます。
友田明美さんは
日本の脳科学者さんで、
小児科医さんとして、
子どもの発達に関する
診療・研究・教育の分野での
ご活躍で有名な方です。
いろいろ調べましたので
ご紹介しますね。
1.友田明美さんの経歴が凄い!?
名前 :友田明美(ともたあけみ)
年齢 :57歳(2018年11月放送時点)
所属 :福井大学教授
専門 :小児発達学, 小児精神神経学, 社会融合脳科学
経歴
1987年 熊本大学医学部卒業
92年、熊本大学医学部附属病院(小児発達学講座)助手
1997年度 – 1998年度 : 熊本大学, 医学部附属病院, 助手
1998年 博士(医学)(熊本大学)
1999年度 : 熊本大学, 医学部・附属病院, 助手
2003-05年、文部科学省在外研究員
(マサチューセッツ州マクリーン病院
発達生物学的精神科学研究プログラム)、
ハーバード大学医学部精神科学教室客員助教授
2006年 熊本大学准教授
2007年度 – 2008年度 : 熊本大学, 大学院・医学薬学研究部, 准教授
2009年度 : 熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 准教授
2011年 福井大学医学(系)研究科(研究院), 教授
2012年度 – 2018年度 : 福井大学,
子どものこころの発達研究センター, 教授
2016年度 : 福井大学, 子どものこころの
発達研究センターAge2企画部門, 教授
特にハーバード大学との共同の児童虐待が脳を
委縮させる件についての研究が有名のようです。
また子供の発達などに関連する学会などへも
積極的に関わっておられるようです。
日本発達神経科学会理事
日本子ども虐待医学会理事
日本ADHD学会理事
日本小児神経学会評議員
日本小児神経学会認定 小児神経専門医(第4078号)
日本小児科学会認定 小児科専門医(第10588号)
日本小児精神神経学会認定医(第1100173号)
福井県子どもの心の診療養成事業ネットワーク協議会委員
日本小児神経学会長期計画委員会副委員長
日本小児神経学会専門医委員会委員
日本小児神経学会 チック診療ガイドライン策定WG委員会委員
福井県いじめ調査専門委員
文部科学省初等中等教育局平成27年度
いじめ対策等生徒指導推進事業実施にかかる9大学連携事業福井校代表
こうならべてみるだけでも凄いですね。
私ならこれだけあると自分でも何をやってるのか
分からなくなりそうなくらいですね。
2.友田明美さんのご結婚やご家族は!?
友田明美さんのご結婚に関する情報が
はっきりした物がみつかりませんでしたが、
二人の娘さんがおられるようです。
ご自身も研究者や大学教授などのお仕事で
多忙な毎日を送るなか、ご自身のテーマである
幼児期のお子さんとの接し方について
悩まれた時期もあったのでしょうか?
著書の一つである
『子どもの脳を傷つける親たち』は
そういう親の目線で書いて欲しいと依頼が
あったそうです。
仕事との両立でありがちな
疲れたときの子供のふとした、過ちに対して
軽く頭をたたく、
自分が不在時に子供を頼めない状態で
緊急の用事で
不在にしていたとき、こどもが泣き続けた
など、他の方は分かりませんが
私にとっては特に普通の事に感じました。
親が子供ために頑張って仕事をしてる間は
我慢するみたいなことは、
私は、特に違和感感じませんでしたが
私も気づかないだけなのかな?と思いました。
小さいころの育つ環境を余所と比較することが
あまりなかったかもしれないので、
自分が育っている環境が普通だと
信じ込んでるだけなのかも知れませんね。
今回のように比較するといろいろな
影響を受けているのが明確になるのかも
知れませんね。
3.友田明美さんの著書や講演も多数
友田明美さんは体罰や言葉での虐待が
脳の発達に与える影響についての論文や
著書を出されています。
欧米で近年一般化してきた考えである
チャイルド・マルトリートメント,日本語で
「不適切な養育」ではいわゆる昔からの
体罰による虐待だけでなく目立った外傷などが
なくても言葉などでの虐待が脳に、特に子供の頃の脳の
発達段階に負荷がかかり脳の変形を
起こすことをMRI画像を使って可視化するなどの
研究をもとにした論文や著書があります。
それらの研究をもとにして、
不適切な養育というのは以前の
体罰的な虐待だけでなく、外傷が見られなくても
こどもの脳の発達段階に確実に影響を
与えているというとを知らしめてきた。
それらの研究によって、今までは
一般的には子供のため親が頑張ってると思われてきた
一生懸命すぎる親の態度も、その程度や継続度合などの
場合によっては子供発達段階に
悪影響を及ぼすことが分かってきたことが
大きいのではないかと思います。
そのような行為の上位を占めるものとして
以下のものがあります。
1位:感情に任せた暴言
体への暴力より言葉の暴力の方が脳へのダメージが大きく、
心因性難聴を引き起こす可能性もあるそうです。
叱る時は、60秒以内でポイントを絞って叱る事が大切です。
二位:兄弟・友達と比較する
兄弟や友達と比較すると子供のプライドを傷つけ、
喜びや快楽を感じる線条体が正常に働かなくなり、
アルコール依存や薬物依存になってしまう可能性があるそうです。
比較せず、本人と向き合う事が大切です。
三位:ふろ上がりに裸でウロウロすること。
子供が嫌がっているのに、ふろ上がりに裸で
ウロウロすることは性的マルトリートメントになると
言います。子供はこれ以上見たくないと思い、
記憶力、認識能力が低下していまうそうです。
嫌だと思っている子供の前では脱衣所で
着替えることが大切です。
四位:長時間スマホ
長時間スマホを触らせていると親との
コミュニケーションが極端に減少し、
集団行動が出来ない人間になってしまうそうです。
一日一時間など時間を決めて渡す事が大切です。
五位:過干渉
過干渉されると子供は信用されていないと感じ、
危険・恐怖心を感じる偏桃体が変形してしまい、
大人になった時にいつもびくびくした人間になってしまうそうです。
今回これらを見て私も子供頃はこれらの
ほとんどを経験したような気がします。程度が影響から考えて
どの程度の物かはわかりませんが。
私の子供の頃はスマホはなかったので、
それだけは経験なかったですね。
これらの影響によって脳が縮小してしまった場合の
回復することが出来る方法があるそうです。
子供がしてくれたことへの感謝の言葉を述べる
子供が言った言葉を優しく繰り返すなどだそうです。
これらの行為により子供は親が自分の話しを
理解してくれるということがわかることにより
脳の働きが正常化するそうです。
やはり適切なコミュニケーションが効果的と
いうことなのでしょうか?
著書
『いやされない傷―児童虐待と傷ついていく脳』(2012年)
『子どもの脳を傷つける親たち』(2017年)
『虐待が脳を変える–脳科学者からのメッセージ』(2018年)
TED動画
4.友田明美の今後は!?
子供の発達段階で脳に影響を与える
上位五つの項目に関して、
これらが欧米では一般的になってきたようですが、
日本の家庭ではどこまで広まっているのか
明確ではありませんが、
ぜひ、友田明美さんの活躍により
日本でもそういう認識が広まり、
お子さんが脳に良い環境で育つ状態に
になればよいなと思います。