手代木功(シオノギ製薬社長)学歴や経歴は!?インフル新薬で劇的復活!?年収は!?【カンブリア宮殿】

こんばんはtakaです。

今回(2019年1月24日)の

カンブリア宮殿には

手代木功さんが出演されます。

 

手代木功さんは消炎鎮痛剤「セデス」

シリーズや栄養補助剤

「ポポンS」シリーズで知られる製薬会社

「塩野義(シオノギ)製薬」会社の

社長さんで、その経営手腕が

非常に注目される社長さんの

おひとりだそうです。

 

 

いろいろ調べましたので

ご紹介しますね。

スポンサードリンク

1.手代木功さんの学歴や経歴は!?

出典:https://www.google.com

 

名前 :手代木功(てしろぎいさお)

生まれ:1959年12月12日生まれ

出身 :宮城県

卒業校:東京大学薬学部(2000年博士課程修了)

宮城県立仙台第一高等学校

所属 :シオノギ製薬

役職 :社長

略歴

1982年4月:塩野義製薬株式会社入社

1998年10月:秘書室長

1999年1月:秘書室長 兼 経営企画部長

2000年3月:東京大学薬学部博士課程終了

2002年6月:取締役に就任

2002年10月:取締役 経営企画部長

2004年4月:取締役 常務執行役員 医薬研究開発本部長

2006年4月:取締役 専務執行役員 医薬研究開発本部長

2007年4月:取締役 専務執行役員

2008年4月:塩野義製薬 社長(現任)

2011年5月:日本製薬工業協力会 会長

2018年5月:日本製薬団体連合会 会長(現任)

 

その他

手代木功さんはお父さんの仕事の関係で

幼稚園時代に二回、小学校時代は三回

転校するも友達作りに苦労しない方だったようです。

 

お母さん曰く「目立ちたがり屋のお調子者」

だったそうです。率先してしかも

どうやれば楽しく遊べるかばかり考えていて

勉強は全くしなかったそうです。

 

そこで、お母さんが一計を案じたのか

6年生のときに附属中学受験させ、

レベルの高いところをでショックを

うけさせ、勉学に励むようになったようです。

しかもお母さんの方針が

「できないのなら、できるようになりなさい。

やり方は自分で考えなさい」だったそう。

資格などで将来食べていけるように願っていた

お母さんの思惑と、他人の献血をみるだけで

貧血をおこすくらい血を見るのが大の苦手な

手代木功さんの考えで医者は駄目で

薬学部を目指したそうです。

 

ただ、薬学部でありながら、地道で

気長な時間への忍耐が必要な研究が

苦手のようで、就職時も薬学部だけに

通常研究職としての採用がほとんどだった

中で、シオノギ製薬だけが、営業職を

募っていたため、決めたそうです。

スポンサードリンク

2.手代木功さんの経営手腕が凄い!?

入社当時、社長の塩野孝太郎は「営業の神様」と

呼ばれていました。ところが、ときの常務は

「これからは開発も知る人材が必要だ」と。

「自分は営業をやるつもりで入ったんです」と

手代木功さん食い下がったそうですが、

自身も営業の神様のような

常務がおっしゃるんだからと納得した。

見識を尊敬し、その後仲人を

引き受けていただいたそうです。

 

入社当時でありながら常務のような

はるかに上の職位の方からの

このような指示に対して、

食い下がること自体なかなか普通できない

と思われますが、それを手代木功さんは

されてたんですね。

信念といいますか自分の思いを

きちんと伝えるべきときは伝え、

納得すればすぐ行動に移せるような

ところが経営者としての素晴らしさに

つながるのでしょうか?

 

手代木功さんの経営方針等に関してある記事に

“「草木纔零落、便露萠穎於根柢」

(草木纔かに零落すれば、便ち萠穎を根柢に露わす)

―草や木の葉が落ちたかと思うと、

すぐに根元から次の芽が出始めるとの意味で、

中国・明の『菜根譚』にある言葉だ。人間も、

厳しい逆風下にあっても、それは新しい

上昇機運の始まりにつながる、と説く。“

 

とありましたがこの考えが手代木功さんの

考えの基本なのかと思われます。

 

聖域で不透明とされていた研究開発の領域に

経営の観点を取り込むように粘り強くしかも

10年先を見越して、他社が比較的手薄だった

領域である感染症、

代謝性疾患(メタボリックシンドローム)、

疼痛の3つに絞り込み、時間感覚を

もってもらうために試験時間管理も

厳格に管理するようにしたそうです。

 

経営手腕は業界の枠を超えて注目を集め、

経済誌「フォーブス ジャパン」が選ぶ

「CEO ランキング2016」では7位に選ばれました。

スポンサードリンク

3.手代木功さんのインフル新薬で劇的復活!?

手代木功さんが社長になられた

2008年以降のシオノギ製薬の

売上高や営業利益率を見つけました。

出典:https://answers.ten-navi.com/

出典:https://www.nippon-num.com/

17年度は売上高3447億円(前年度比1.7%増)で、

営業利益1152億円(6.5%増)でした。

抗HIV薬のロイヤリティー収入が売り上げを支えており、

3年連続で増収増益を記録。売上高では国内10位ですが、

営業利益率ではトップクラス を誇っています。

売上高営業利益率は業界平均が2割弱なのに対し、

「3割超」という状況が凄いですね。

 

また1回の経口投与で治療が完了する

インフルエンザ治療薬「ゾフルーザ」は、

18年3月に国内で発売後、2週間で24億円を売り上げました。

これはタミフル耐性のあるウィルスが登場し、

日本国内でタミフルなどが効きにくいウィルスが

検出されてきたタイミングでの投入も相まっての事かも知れません。

海外で共同開発を進めるスイス・ロシュからは、

臨床試験の成功により約180億円の

ロイヤリティー収入(その他に計上)を受け取っています。

スポンサードリンク

4.手代木功さんの年収は?

上述したような営業利益率などの実績を

持つ手代木功さんの年収がどれくらいなのか

気になりますよね。

2015年以降の年収が以下の通りのようです。

 

2015年3月期:1億2300万円

2016年3月期:1億4900万円

2017年3月期:1億6200万円

2018年3月期:1億6100万円

 

シオノギ製薬さんは製薬業界での

ポジショニングは「中の上」に

あたるそうですが、

そのポジションでの一億円超え

連発の年収は凄いですね。

スポンサードリンク

5.手代木功さんの今後は!?

会社内での聖域に着手し、

業界大手が注力しなかった

感染症分野に力を注ぎ、

現在の状況を作り出した手代木功さん。

 

今のシオノギ製薬さんの好調は

手代木功さんの手腕によるところが

大きいのではないかと思います。

今後もその手腕によって生み出される

素晴らしい製品に期待するとともに

そんな手代木功さんももうすぐ60歳。

好調を維持するための手代木功さんの

ような手腕を持った後継者が育つことを

期待します。