玉屋庄兵衛(からくり人形師)経歴は!?種類や技術が凄く修復不可能と言われたものを復元!?【プロフェッショナル】

こんばんはtakaです。

今回のプロフェッショナルでは

玉屋庄兵衛さんの特集が

放送されます。

 

玉屋庄兵衛さんは

代々受け継がれてきた

からくり人形師の家に生まれたお方です。

その活躍は国内だけにとどまらず

海外にまでおよび、その技術は

修復不可能と言われた人形を復元するほどで

注目度の高いお方です。

 

いろいろ調べましたので

ご紹介しますね。

 

 

 

目次:

  1. 玉屋庄兵衛さんの経歴が凄い!?
  2. 玉屋庄兵衛さんとからくり人形
  3. 玉屋庄兵衛さんの技術がすごい!
  4. 玉屋庄兵衛さんの歴史?
  5. 玉屋庄兵衛さんの今後は!?

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1.玉屋庄兵衛さんの経歴が凄い!?

出典:https://www.google.co.jp

 

名前 :玉屋庄兵衛(たまやしょうべい)

本名 :高科庄次

生まれ:1954年6月13日生まれ

出身 :愛知県名古屋市

1979年:25歳で七代目に弟子入り。

1995年:玉屋庄兵衛を襲名。

1998年: 江戸末期田中久重が製作した「弓曳童子」完全復元。

2003年:「茶運人形」を東京上野の国立科学博物館に寄贈。

日本の江戸からくりの代表作として、自身で製作した。

2005年:ロンドンの大英博物館に「茶運人形」を寄贈、

愛・地球博において愛知県館モニュメントとして

「唐子指南車」を制作。

2011年:ポルトガル、チェコなど欧州歴訪

 

2.玉屋庄兵衛さんとからくり人形

からくり人形について簡単にまとめてみました。

人形の種類や動く仕掛け(動力)などについて

種類としては

大別して、以下の3種類あるそうです。

「山車からくり」

「座敷からくり」

「芝居からくり」

 

「山車からくり」は神社の祭礼で神の

依り代が乗る山車に乗せるものであり、

山車からくり」はさらに二つに分かれ、

一つは人形内部に仕掛けられた糸を人間が

操作することにより動作する「糸からくり」と

もう一つは人形体内の機械仕掛けで動く

(人間の手を離れて動く)「離れからくり」です。

 

「座敷からくり」

「茶運人形」に代表されるような

もので織田信長や豊臣秀吉なども

好む高級玩具として発展。

出典:http://karakuri-tamaya.jp/knowledge.html

 

「芝居からくり」

1662年に「機捩戯場(からくりしばい)」

として大阪道頓堀に旗揚げ公演されたのものが最初とされる

その名の通りお芝居に使われるものです。

3.玉屋庄兵衛さんの技術がすごい!

玉屋庄兵衛さんは9代も続く人形師の

家に生まれたのですが、最初から

人形師になろうと思ったわけではなかったようです。

玉屋庄兵衛さんは三男で、長男である

高科正夫さんが先代である八代目を

継いでいたということもあり、

9代目となる高科庄次さんご自身は

中学校卒業後すぐに働き始め、

飛行機や車のエンジン製作会社に

務めたり、喫茶店のバーテンなどを

されていたそうです。その間に機械の

使い方などを覚えたそうです。

 

7代目であるお父さんが亡くなり、

長男さんと一緒に伝統ある「玉屋」を

受け継ぐとなったようです。

そして8代目である長男さんが

亡くなる半年前に「玉屋」の名を継いだとか。

 

伝統ある家に生まれ、名を継いだ方と

聴くと小さいころから家業に必要な

技を叩き込まれる修行をするような

感じがありますが、

全然そんな雰囲気が感じられず、当初は

家を継ぐというつもりでもなかった。

お父さんがなくなり、そのあとを継いだ

お兄さんもなくなったため、自然な流れで

名を継いだという感じに聞こえ、

名を継ぐためといえば長い修行が必要と

想像し、いつそんな修行をしたのかと

思うのですが、

それにもかかわらず9代目は修復不可能と

言われた、江戸の人形たちを

次々に復元し、しかも今回

市場価値一億円というすごく高価な

からくり人形の修復にも挑戦することにも

なるというその腕が非常に評価されている方なんです。

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4.玉屋庄兵衛さんの歴史?

玉屋庄兵衛さんの歴史は古く、

1733年にまで遡るそうです。

東照宮祭「林和靖車」の

鶴からくりの修理と操作指導のために

京都で活動していたからくり人形師を

招き、その人が玉屋町(現在の中区錦三丁目)に

移り住んだことから「玉屋」の名がついた

そうです。

 

現在の玉屋庄兵衛さんは9代目です。

古い情報ですので正確なところは不明かも知れませんが

「玉屋庄兵衛」の名の継ぎ方に

大きな分岐点があったようで、

四代目までは詳細不明なことが多いですが

5代目までは当代の優れたからくり人形師が

その名を受け継いだそうです。

6代目以降に変化が現れるようです。

6代目以降は9代目玉屋庄兵衛さんと

本名が同じ「高科」姓の方が

名を継いでおられるようです。

 

ちなみに今回の9代目玉屋庄兵衛さんは

1995年41歳の時に8代目のお兄さんから

名をついだそうです。

 

5.玉屋庄兵衛さんの今後は!?

玉屋庄兵衛さんは今年64歳

(2018年12月現在)で、

国内はもとより海外にも

日本のものづくりの凄さを

広める行動をされるなど

まだまだ精力的にされていますが

ご自身も経験された代々続く

玉屋の家を継ぐ後継者の

育成がどうなるかに

今後はやはり注目されるのではないでしょうか?

玉屋庄兵衛さんの後援会の

HPもあるなど注目度は高いだけに

ものづくりの行方が気になりますよね。

http://karakuri-tamaya.jp/