髙山善司(ゼンリン社長)プロフ、経歴や年収は?地図業界ガリバーの今後は?【カンブリア宮殿】

こんばんはtakaです。

もうすぐお盆休みですね~

(執筆時点は2018年8月初め)

学生さんたちはすでに休み突入。

社会人の方も、多くの方がもうすぐ

休みに入られるでしょう。

休み中、国内外の観光地へと

旅行にお出かけになられ方も

多いことでしょう。

特に車などで国内旅行される方は

地図、最近はナビがほとんどかと

思われますが、必須アイテムですよね。

今回のカンブリア宮殿では

そのナビなどの地図情報の

ベースとなっているものを

作っている、ゼンリンという会社の

社長さんである髙山善司さんが

出演されます。

管理人の私は必須アイテムで昔から

お世話になっているにもかかわらず

作成している会社の事を全く知りませんでした。

この機会にいろいろ調べましたので

ご紹介しますね。

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目次:

  1. 髙山善司さんのプロフィール
  2. 髙山善司さんの経歴がすごい!
  3. 髙山善司さんの年収は!?
  4. 髙山善司さんと地図業界ガリバー“ゼンリン”
  5. 髙山善司の今後は?

1.髙山善司さんのプロフィール

出典:https://www.google.co.jp

 

名前 :髙山善司(たかやまぜんし)

生まれ:1962年4月24日生まれ

出身 :長崎県

卒業校:西南学院大学商学部卒業

佐世保西高校

所属 :株式会社ゼンリン

役職 :代表取締役社長(第四代)

髙山善司さんは1948年大分県別府市で

「観光文化宣伝社」として産声をあげ、

その後「善隣出版社」を経て、

「ゼンリン」となった会社の

四代目社長さんです。

 

2.髙山善司さんの経歴がすごい!

髙山善司さんは西南学院大学

商学部卒業後、1986年にゼンリンに

入社。

東京第二支社長

営業本部副本部長

経営戦略室長

営業本部長(2006年)

取締役営業本部長(2006年6月~)

代表取締役社長(2008年4月)

45歳での社長、しかもゼンリン

四代の社長の中で

初代、二代目と創業家からの社長と

続いたのちの創業家以外での初めての

生え抜きのトップ。

また役員の序列で10番目からの

8人抜きでの社長就任と

異例尽くしのことだそうです。

 

先代社長などが早期交代が

会社のためになるとの考えだった

ということもあったようですが、

当時はかなり新聞の紙面も賑わした

ようです。

3.髙山善司さんの年収は!?

高山善司さんの年収そのものは

情報がありませんでしたので企業規模などの

周辺情報からの推測になります。

株式会社ゼンリンの資本金等の

状況は以下の通りです(2014年度の情報など

少し古いデータも交じっています)

資本金           65億5764万円

売上高    (2014年3月期)

連結535億円、

単体362億円

営業利益       連結31億円、

単体7億円

従業員数       連結2,960名、

単独1,941名

(2017年3月31日現在)

社長の全体の平均年収は4,381万円。

 

ある資料によりますと

社員数(規模)と年間報酬は

平均       4,381万円

1,000人以上   5,643万円

300~999人   4,043万円

300人未満    3,109万円

 

上記資料から想像しますとゼンリンの

従業員数は1,000人以上ですので

髙山善司さんの年収はおよそ5,643万円

以上はあるのではないかと推測されます。

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4.髙山善司さんと地図業界ガリバー“ゼンリン”

今回調査するまで管理人は知りませんでしたが

ゼンリンという会社は凄いですね。

大分県の別府市で市内宣伝や観光案内事業を

行い、出版部門を担当した大迫正冨さんが

観光客向けに名所案内用の小冊子を

製作し観光客の間で好評を得たところに

端を発し、内容が充実するに伴い

観光案内から住宅地図となり

評判が得られる範囲が広がるのとともに

当初は別府市内を対象としていたところから

地図への記載対象範囲を順次拡大していった

そうです。今でこそ詳細な地図がすぐ入手

出来ることは当然のように思われますが、

そんな地図がない時代では非常に

貴重がられるのはある意味当然ですよね!?

 

そして開始から29年目の1980年に

一軒一軒の建物の情報が記載された

住宅地図として国内初の全国制覇となったそうです。

ゼンリンの転機となったのが

高度成長期の建設ラッシュの時期だそうです。

従来にないペースで建設が進む中、

今までの地図作成の方法の手書きでは

追いつかないことの解決方法を考慮していた

二代目社長の大迫忍さん

は偶然見たCADシステムに

その答えを見つけたと思い、

当時の売り上げとほぼ同額の100億円を

投じ、システム導入を推進したそうです。

この決断力が凄いですよね。

そういう住宅地図に端を発し、

今ではいろんな分野でなくてはならない情報を

提供する会社として貴重な存在感を示しています。

例えば火災発生時にどこに放水のためのポンプがあるか、

またどの道であれば消防車が通れるかなどもわかる地図もあるとか。

それだけでなく、災害発生時には自治体からの要請などにより

地図の提供も行っているそうです。

そのような詳細な情報を支えているのが

現場の調査を行う方がた。

その方法が凄いです。

毎日1,000人もの現場の方が毎日

6時間も現場調査を行っているそうです。

しかも調査方法は「徒歩」だそうです。

そのような地道な調査があるからこそ、

どこの道幅がどれくらいだとか、

ポンプがどこにあるのかとかいう

情報が提供できるのでしょう。

この便利になった世の中ですが、

その便利さの裏側にはこのような

方がたの凄い地道なお仕事に

支えられているということが

身に染みて感じました。

5.髙山善司の今後は?

国内全県の住宅地図を提供する

唯一の企業、ガリバーとして

実績を積んできた、ゼンリンですが、

それにとどまらず時代の流れに合わせた

進化を遂げようとしています。

二代目社長の主導により、従来の

紙面での地図情報の提供から

いち早く地図のデータベース化に着手。

1984年に日立製作所と住宅地図利用システムの

開発。1990年にGPS対応の世界初の

カーナビシステムを三菱電機と開発。

他社に先駆けいち早く対応したため

今ではカーナビの7割以上で採用されているそうです。

紙媒体から電子機器などへの提供媒体の

時代の変化に合わせた対応だけでなく、

今後は従来の地上だけからさらに発展し

今後広がっていくであろう、ドローン宅配などに必要な

空の地図への展開などまだまだこれからも

若い社長の元で成長していくことが

期待されると思われます。

またそのような地図自体の世間の流れ

への合わせた対応だけでなく、

「地図とはこういう使い方もできる」

という使い方のアピールも積極的に

行っていく姿勢で用途を広げ

地図の存在感を示していくという

姿勢が会社の発展をささえているのだろうと

感じました。子供達の地図への

楽しさを感じられ、興味を持ってもらえるような

商品も考え発売しているとのこと。

今後ますますゼンリンの名前を聞く機会が

増えそうな予感がしました。