みなさん、エステーという会社は
ご存じですよね?あのミゲル君の歌う
「消臭力」のフレーズが印象的だった
CMの商品を扱う会社です。
「ムシューダ」も記憶に残りますよね。
今回はその会社で社長として
手腕を振るう鈴木貴子さんの
ご紹介です。
1.鈴木貴子さんのプロフィール
本名 :鈴木貴子(すずきたかこ)
生まれ:1962年生まれ
出身 :東京都
卒業校:上智大学外国語学部イスパニア語学科卒
所属 :エステー株式会社
経歴 :
1984年:日産自動車株式会社入社
2001年: LVJグループ株式会社入社
2009年: 株式会社シャルダン代表取締役
2009年: 株式会社花房山企画室代表取締役(現任)
2009年:有限会社鈴木誠一商店代表取締役(現任)
2010年: エステー株式会社入社 営業本部付
2013年:エステー会社 社長就任
さまざまな会社でその手腕を振るってきた鈴木貴子さん。
主な業務はマーケティングだそうです。
それにしてもすごい経歴の持ち主ですね~。
現在のお仕事のエステーとは異なる分野で
キャリア形成をされてきたのですね。
2.鈴木貴子さんのエステーでの活動のきっかけ
実は鈴木貴子さんはエステー創業者
「鈴木誠一」さんの三女だそうです。ただ、父親に
幼いころから「子どもを自分の会社に入れるつもりはない」
と言われて育ったことと、大学の専攻のスペイン語を
活かせる仕事ということで当時所属に募集のあった
日産自動車に就職したとのことです。
ですが、自動車製造のあまりに複雑、しかも上流から下流まで
あまりに広範囲にわたることからユーザー目線が想像できず、
女性としての強みを生かすことができないとのことから
転職したようです。
マーケットに対して自分の行動による手ごたえを感じられる
仕事がしたいとの考えから、スキンケア商品の会社に転職したそうです。
その後、プロフの経歴に記載したようにいくつかの転職を
繰り返すうち、2009年、当時社長だった叔父の鈴木喬・現会長から、
「商品の“デザイン革命”をしたいので手伝ってほしい」と
声を掛けられたことがきっかけだそうです。
3.鈴木貴子さんの活動がすごい!
鈴木貴子さんの転職時の基準は
「自分の成長につながりそうか」
「この仕事を通して何か世の中に役立ったり、
誰かを喜ばせたりできるか」
の二点だそうです。決して出世目的などではなく。
しかも最初の日産自動車からの転職時は
先の事は何も決まってない状態でとにかく行動を起こそうと
退職届けを出され、ご自身の基準に基づき動かれたそうです。
次の事が決まらないことは非常に不安と思うのですが、
それより、まずは行動を起こすと決断したところが
すごいですね。たとえ現状に不満があっても
なかなか先行きの不安が先立ち動けないことの
方が多いと思うのですが、この決断力は見習いたいですね。
4.鈴木貴子さんのプライベートは?
鈴木貴子さんのプライベートや結婚されているのか?
などに関して、調べてみましたが詳しい情報が
見つかりませんでした。
入社以降、海外やさまざまな会社で手腕を振るってきた鈴木貴子さん。
毎日へとへとになるまでお仕事されていたそうですが、
充実感は感じておられたようで、あまりプライベートで
ゆっくりされる時間は持てないのかも知れませんね。
5.まとめ
インタビューで鈴木貴子さんは
ご自身の経験から「立場が人をつくる」と
伝えたいそうです。ステップアップ時に不安はつきもの。
それを一旦封じ込め、その環境にとにかく身を置くことで
克服し、それが当たり前のことになっていくと。
特に鈴木貴子さんは女性のさらなる活躍を願って
女性にこのことを伝えたいそうです。
女性だけでなく、男性でもしっかり聞いておきたい
言葉ですよね。
エステーでは現在取締役9人中、三人が
女性とのこと。日本の会社ではこれだけ女性の
取締役が多い会社はすくないのではないでしょうか?
女性のさらなる活躍を願う鈴木貴子さんが社長として
手腕をふるう会社ならではの状態なのでしょうか?
6余談:消臭力CMのミゲル君情報
(懐かしい。2011年のこと。そんなに前だったんですね?)
消臭剤CMで有名なミゲルくん
本名:ミゲル・ゲレイロ(Miguel Guerreiro)
生年月日:1998年11月21日
出身地:ポルトガル セトゥーバル県
国籍:ポルトガル
家族:母(ファティマさん)、父(ルイスさん)、
妹(ニコルちゃん)
職業:歌手
レーベル:ユニバーサルミュージック
この時のブレイクで家族も日本へ。
2011年時点でソロ名義アルバム二枚リリース
出身地で1万5千人を前に謳ったプロ歌手。
翌年同じ年生まれの、さくらまやさんと意気投合。
イベント、CMでも共演。
消臭力のCM出演をきっかけに活躍の場が
広がったようです。当時の幼い面影は消え、
きりっとした面持ちになっていますね。