2018年3月29日(木)夜10時から
放送の番組「カンブリア宮殿」に
村瀬茂高さんが出演されます。
従来あまり若い女性向けの
感じではなかったイメージなどを
払拭し、「こういうバスなら乗りたいよね」
というイメージのものを提供するために
マーケティングの考えを
持ち込み要望のサービスを
提供し続けている
高速バス会社「WILLER」の
代表取締役です。
どのような発想で
業績を伸ばしてきたのかなど
いろいろ調べましたので
ご紹介しますね。
目次:
- 村瀨茂高さんと高速バス会社「WILLER」
- 村瀨茂高さんとWILLERの「安さ・快適・安全」
- 村瀨茂高さんとWILLERの女性向け
- 村瀨茂高さんのプロフや収入は?
- まとめ
1.村瀨茂高さんとWILLER
村瀨茂高さんは中学・高校と
テニス漬けの少年でした。
高校ではテニス特待生になったほど。
ただ、大学に入る頃このままテニスでは一番には
なれない、それなら違うことをやるのもいいか
とあっさりやめてしまったそうです。
代わりに没頭したのが、サークル活動。
街頭で旅行会社のパンフレット配布すると
添乗員としてツアー同行でき、多少の
バイト代が出るということでした。
これで夏は沖縄など、冬は雪山のスキーの
インストラクターとして楽しめたのですが、
報酬はスズメの涙程度。
そこでそれなら自分たちで一から作ろう
という発想をするのが村瀬さんのすごいところです。
サークルで呼びかけると100人の
ほぼ全員が協力。
事務所を借り、ツアーを組み、宿泊先やバス会社
と交渉。初回から結構な売り上げを得て成功。
2回生から4回生まで継続したときに
会社組織にしたいという申し出があったので
スポンサーになってもらい法人化したそうです。
その後大阪営業所を設置、最初は売上伸び悩むも、
村瀬さんが現場に乗り込み、指揮を執ると
あっという間に業績向上。
そこまでしたにも関わらず、トップに考えが
正しく伝わらず、方針が違うということで
あっさりと退社。
その後、結局自分のやりたいことをやるためには
社長になるしかないとWILLERを設立し、
代表取締役に就任したそうです。
2.村瀨茂高さんとWILLERの「安さ・快適・安全」
村瀨茂高さんとWILLERの特長は
牛丼の吉野家ではありませんが、
「安さ・快適・安全」の三拍子揃っているそうです。
従来の狭い、危ないなどのイメージを一新すべく
いろんな施策を施し続けているそうです。
安さは東京・大阪間が最安値の目安で3,500円程度。
快適は、たとえば、寒がりの女性向けに
バス内は後部座席の方が暖かいので、
予約時に女性が後部座席になるように座席を
確保するとか、狭いというイメージを払しょくするために
足を延ばして座れるようにシートを少し斜めにしたりなど。
安全に関しては、バスの安全はもちろん運転手さんに
かかっているので、運転手さんの体調などを把握するために
耳に機器を取り付け「脈波」を計測することで
体調管理、危険状態は運転手へ警告するだけでなく、
運転手が疲れやすいルート・状況になる場所は
運行ルートから外すように配慮するなどの
対策をしているようです。
3.村瀨茂高さんとWILLERの女性向け
女性が乗りやすくなるためのポイントとして
「寝顔が見られたくない」
「隣に男性が据わると気になる」などが
アンケート等で寄せられるそうです。
そのようなニーズに応えるシート作りや
予約時からの配慮で女性が
乗りたいと思うようなバス作りをしている
そうです。
「寝顔が見られたくない」という
女性のためには「リラックス」
というシートを作り、
頭の部分を覆い、寝顔を見られなくして
快適な睡眠ができるように配慮。
「隣に男性が据わると気になる」
というニーズには予約時から
女性の隣には女性が据わるように
予約できるようなシステムに
しているそうです。
このような新しい対策を
ニーズから拾い上げる事によって
ユーザーの要望にあった、サービス提供
し続けられるよう努力しているそうです。
4.村瀨茂高さんのプロフや収入は?
本名 :村瀨茂高(むらせしげたか)
生まれ:1963年9月生まれ
出身 :愛知県
卒業校:愛知学院大学商学部
所属 :WILLER ALLIANCE株式会社
略歴 :
1994年5月WILLER TRAVEL設立
(旧株式会社西日本ツアーズ)
代表取締役就任
2005年6月 WILLER ALLIANCE設立
代表取締役
2006年4月高速バス「WILLER EXPRESS」事業開始
2014年7月 WILLER TRAINSW設立
代表取締役
2015年4月「京都単語鉄道」運行開始
村瀬さんの年収ですが、
WILLERの売り上げは175億円(2016年度)
グループ社員数が745名。
ある資料によりますと
社長の全体の平均年収は4,381万円。
社員数(規模)と年間報酬は
平均 4,381万円
1,000人以上 5,643万円
300~999人 4,043万円
300人未満 3,109万円
上記資料から想像しますと
村瀬さんの年収はおよそ3,100万円
暗いかと思われます。
5.まとめ
ユーザーの要望をきちんと
入手できるシステムを作り、
そこから上がってくる要望を
きちんとサービスにスピーディーに
反映していく村瀬さんの対応のよさが
WILLERの好業績を作り上げている
のだとよくわかりました。
今後も今までにないユーザーの
要望にあった、サービスの提供が
されていくことを期待したいと思います。