三上弾(NTTコミュニケーション、慶応義塾大学大学院理工学研究科 客員准教授兼務)とVR環境で現実と同視点で事前体験によるスポーツパフォーマンス向上【サイエンスZERO】

みなさんこんばんは

VR(バーチャルリアリティ:仮想現実)と聞いて
みなさん、何を思い浮かべるでしょうか?
ゲームでの認知度が一番高いかも知れません。
ですが医療や教育の分野など様々な
分野での応用がなされています。
VRを活用することにより、実際には
経験しにくい現実等への訓練を行うことが
出来ます。
例えば、医療分野では手術への応用など。
しかも以前はバーチャルと言えば映像が
メインでしたが、最近では映像(視覚)以外の
知覚への広がりも見せ始めています。
今回はそのようなVRを野球に活用し、
効果を確認された方のお話しです。

目次:
1. 三上弾プロフィール
2. 三上弾と活動
3. まとめ

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1. 三上弾プロフィール

出典:https://www.google.co.jp
氏名 三上 弾(みかみ だん)
生年1978年
出身地 東京
血液型 AB型
所属:google siteより抜粋
日本電信電話株式会社
メディアインテリジェンス研究所
コミュニケーション科学基礎研究所(兼務)
慶應義塾大学大学院
理工学研究科開放環境科学専攻
客員准教授

経歴:
1996年4月‐2000年3月
慶應義塾大学理工学部 理工学部 情報工学科
2000年4月‐2002年3月
慶應義塾大学大学院理工学研究科
開放環境科学専攻 修士課程
2011年4月‐2012年3月
筑波大学大学院博士課程
システム情報工学研究科

職歴:
2002年4月‐2008年3月
日本電信電話株式会社
サイバーソリューション研究所
2008年4月‐2012年6月
日本電信電話株式会社
コミュニケーション科学基礎研究所
2012年7月‐現在
日本電信電話株式会社
メディアインテリジェンス研究所
2016年4月-2017年3月
法政大学兼任教員
2017年2月-現在
日本電信電話株式会社
コミュニケーション科学基礎研究所 兼務
2017年4月-現在
慶應義塾大学大学院理工学研究科 客員准教授

職歴にあるメディインテリジエンスとは
何かと思ったのですが、物(ロボット等も含む)が
人の言動は意図を理解するための技術なんですね。

そのために必要となるのが「見る」、「聞く」
「話す」です。各々に対応するため、

「見る」には画像認識など、「聞く」には

音声認識技術、「話す」には
音声合成技術が必要となります。そういう分野の
専門家の方なのですね。

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2. 三上弾と活動

VR環境(現実と同視点)での事前体験による
スポーツパフォーマンス向上の取り組み
野球といえば、対戦相手の情報収集のために
マネージャや専門の方が対戦相手の
試合、練習風景等を偵察に行き、情報を集め、
その情報をもとに事前に対策を立て
攻略方法を見出すということが私の認識でした。
(私の認識が古すぎる?)

また試合が始まってからも相手ピッチャーの
現実の状態になれるため、次順のバッターは
相手の球筋などを見極めるなど試合中にも
情報収集に余念なく、対応することが重要
との認識でした。

ですが、このような方法では実際の
バッターボックスに立った時との
ギャップがどうしても残ってしまいます。

ですが、種々の技術の進歩により
そのギャップを解消し、事前により
現実の状態を実際と同じ視点で経験することが
出来るようにできそれによりパフォーマンス
の向上が図れるとのこと。

3.まとめ

今回はよりわかりやすくするためもあるのか
野球をテーマにした内容でした。
以前の事前準備との比較で全く比べものに
ならないものですね。

こういう技術は実際の場に居なくても
安全に大勢の方の経験値を上げられるという意味で、
ぜひ、他の分野(医療分野など)でのより一層の
普及が望まれるのではないかと思います。