こんばんはtakaです。
今回(2018年10月29日)の
プロフェッショナルでは
市川海老蔵さんの特集が放送されます。
市川海老蔵さんと言えば、誰もが知る
人気歌舞伎俳優さんです。
今回宿命を背負い、歌舞伎に生きると
題して、父亡き後、長年の歴史ある
歌舞伎俳優の家長として二人の子を持つ
親として真摯に歌舞伎に
取り組む姿を取り上げられます。
いろいろ調べましたので
ご紹介しますね。
目次:
- 市川海老蔵さんのプロフィール
- 市川海老蔵さんと雷神不動北山櫻の一人五役がすごい
- 市川海老蔵さんの娘さんや息子さんの今後は!?
- 市川海老蔵さんの米倉涼子さんとはどうなの?
- 市川海老蔵さんの今後は!?
1.市川海老蔵さんのプロフィール
名前 :第11代目市川海老増(いちかわえびぞう)
本名 :堀越寶世(ほりこし たかとし)
生まれ:1977年12月6日生まれ
出身 :東京
卒業校:幼稚園・初等部・中等部・高等部まで青山学院
高等部から堀越高等学校に転校
襲名歴:①七代目 市川新之助
②十一代目 市川海老蔵
2000年 歌舞伎座『源氏物語』の光君をつとめ、
会場は連日満員。
五代目 尾上菊之助、二代目 尾上辰之助とともに
「平成の三之助」と呼ばれ、当時歌舞伎の
ニュースをそれまでより頻繁にテレビで
見た記憶がよみがえってきたような気がします。
5年前(2013年)に父、十二代目市川團十郎を亡くし、
市川家を率いる伝統ある家を率いる長となりました。
歌舞伎にはいろんな種類の演目がありますが
市川海老蔵さんは成田屋のお家芸「歌舞伎十八番」
のうち、今日ではあまり上演されなくなった
演目の復活上演を積極的に行っているそうです。
2.市川海老蔵さんと雷神不動北山櫻の一人五役がすごい
今回の放送で市川海老蔵さんが取り組まれるのは
「雷神不動北山櫻(なるかみふどうきたやまざくら)」という演目。
これも市川海老蔵さんの復活上演の
一つといえると思います。
270年前(1740年代頃)に当時初めて大坂(上方)へ
上った二代目市川團十郎が演じたものだそうです。
五幕(?)まであったうち、
三幕(毛抜き)から五幕(不動)までの三場が市川家の芸になり
7世団十郎が「歌舞伎十八番」に選んだという伝統のもの。
その後幕末で中絶などがあったのち、明治後期に
復活したというものだそうです。
それにしても一人五役とは凄過ぎて
想像もつかない感じですね。
一人二役でもかなり凄いイメージがあるのですが。
内容は一言でいうと朝廷でのお家騒動。
それをそのまま復活させるだけでなく、
今の時代に合った風に勧善懲悪を
際立たせる作り直そうと考えられ
演じられたそうです。といいますのも
長い歴史の間にいろいろな変遷があり、
復活したものの海老蔵さんら今の人が知る
ものは当初のものとは別物かもしれない、
それならば今の時代にあうように
作り変えて演じるのが良いのでは?
ということだそうです。
「雷神不動北山櫻」のあらすじに
ついては非常に参考になる記事を
見つけましたのでそこから抜粋します。
「帝の皇子として生まれた早雲王子(海老蔵)ですが、
陰陽師の安倍清行(海老蔵)が、王子が帝位に就けば
天下が乱れると占ったため、即位したのは陽成天皇でした。
陽成天皇は、女子を男子に変える
「変成男子(へんじょうなんし)」の行法によって
男子として生まれた人物で、その行法を行ったのが
高僧の鳴神上人(海老蔵)でした。
早雲王子は陰謀策略で天下を奪おうとし、
その陰謀に乗せられた鳴神上人が、龍神を北山の
滝壺に封じ込めてしまったので、世の中は
旱魃(かんばつ)に見舞われます。雨乞いの儀式に
用いる小野家の重宝の短冊も、
早雲王子の一味に奪われてしまいますが、
文屋豊秀の家臣、粂寺弾正(海老蔵)の働きで
短冊は無事取り戻されます。一方、勅命を受けた
雲の絶間姫(扇雀)が、鳴神上人の庵で行法の
秘密を聞き出して龍神を解き放ったため、
雨も降り出し、早雲王子の陰謀は失敗に終わります。
そこへ不動明王(海老蔵)が降臨、早雲王子の悪心と、
雷となった鳴神上人の執念を鎮め、世の中は
再び平穏を取り戻すこととなりました。」
以上 https://www.kabuki-bito.jp より
3.市川海老蔵さんの娘さんや息子さんの今後は!?
市川海老蔵さんにはお二人のお子さんが
おられます。
2011年7月25日生まれの長女 麗禾(れいか)ちゃん
2013年3月22日長男・勸玄(かんげん)くん。
美男美女の両親を持つだけに
お子さん二人とも非常に可愛いですね~。
歌舞伎の家に生まれたお子さんは
やはり当然のように歌舞伎の道を
進むように小さい頃から
考えられているのでしょうか?
5歳の長男、勸玄くんは
「歌舞伎の道に進みたい」と宣言したそうで、
夏、初の昼夜2公演に挑んだそうです。
しかも演じる役は合わせて3役、セリフもある。
5歳で1,000人以上の観客が見守る本番へ。
5歳でそんな大観衆の前で何かをするというのは
通常の家庭では考えられない状態ですよね。
これも350年の歴史を持つ歌舞伎の家に
生まれた宿命みたいなものなのでしょうか?
私などではとても耐えられませんね。
4.市川海老蔵さんの米倉涼子さんとはどうなの?
上述のように本業である歌舞伎役者としての
ハードなお稽古や父親としての役割も
感心しますし、興味がありますが、
まだまだ40歳。女性とのお付き合いが
どうなのかなどが気になりますね。
以前お付き合いされていたという米倉良子さんとの
復縁報道などもあり、気になるところですが、
あまりそれ以上の詳細がどうなっているのか
わかりませんでした。ネット上では
以前の破局がお二人の感情的なものというより、
仕事に対する考え方の違いのような感じ
だったようですね。歌舞伎の家に入るということと
仕事の継続とが両立しにくいところが
問題だったようです。
5.市川海老蔵さんの今後
5年前にお父さんである十二代目市川團十郎さんを
亡くし、伝統ある歌舞伎のお家の家長という
非常に責任の重いイメージの立場になった
市川海老蔵さんですが、やはりこの立ち場になると
ご自身の芸風の完成度の向上を周囲からは
当然のように、要求されるでしょうし、
それだけでなく、どこかのタイミングから
後継者育成も考えないといけないでしょうから。
順当にいくと長男がその立場になるかもしれませんが、
最近の長男の「歌舞伎役者になりたい」との
発言から今後の成長が楽しみな感じですね。
市川海老蔵さんご自身も若いころは
幼少時から続く厳しい稽古と家柄・伝統の重責に
耐え切れず反発を繰り返していたとのことですが、
偶然フィルムで見た祖父の芸の美しさや雄姿
に感動したことが歌舞伎に向き合うきっかけだったそうです。
ご自身もお子さんにそのような姿を見せることが
出来たら嬉しいでしょうね。
ぜひ、そういう姿を見せられ、歌舞伎の道に
邁進する成長したお子さんの姿を見れる日が
来るのではないかと楽しみです。