こんばんはtakaです。
今回(2019年3月18日)の
プロフェッショナルでは
保科美幸の特集が放送されます。
保科美幸さんは美靴工房で
革製品の修繕を行っている方です。
しかもその修繕技術の高さには
目を見張るものがあるそうで、
ヨーロッパの一流ブランドや
セレクトショップなどからも
多数の依頼を受け、他のリペアショップでは
手に負えないようなものも対応しているそうです。
どのようにしてそのような凄い
技術を手に入れたのか、経歴や
サービス内容、料金など
色々調べましたので
ご紹介しますね。
1.保科美幸さんの革修繕技術が凄い!?
保科美幸さんの修繕技術の凄さを示す例や
エピソードなどを見ていきましょう。
修繕技術の例としては
革靴やブランド物のバッグなどの
革製品は高価なこともありますが
やはり長年使用することが多いもの。
長年使用に耐える耐久性を製品自体が
備えていることもさることながら
やはり良い状態で使用したいと思うのは
自然な感情ではないでしょうか?
そのような気持ちの頼りになる
強力な助っ人が保科美幸さんのような
革製品の修繕職人さんたち達人ですよね。
保科美幸さん達の手にかかると
長年、使用し痛んでいたものが
とても良い状態で復活します。
以下の動画の中で
実際の修繕作業を見せていただけますが、
その過程でキレになっていく変化の度合いが
凄いですね。
上記動画の作業などでキレイになったその他
いくつかの例を以下に挙げてみます
SELINE
HERMES
グッチ
とても同じものだったとは
思えないほどの仕上がり具合と
修復技術ですよね。
また保科美幸さんの革修繕技術の凄さを示す
エピソードも様々なものがあります。
「本家からの依頼が来る。」
「買い取りの査定額が大幅アップ」
「修繕待ちが1ケ月~1ケ月半待ち」
それぞれを見ていきましょう
「本家からの依頼が来る。」
保科美幸さんは修繕技術を学ぶために
本場に修業に行き、そこで技術を磨きました。
それだけでなく、日本で働きながらも
さらに腕に磨きをかけ続けた現在、
なんと色々なブランドの本場である
ヨーロッパの正規店からも修復の依頼が
来るほどになったそうです。
「買い取りの査定額が大幅アップ」
使わなくなったブランドものを
買い取りに出すこともあるかと思いますが
そのようなブランド物を買い取りにだす場合も
出す前に修繕に出してから買い取りに
出すほうが有効(つまり買い取り価格が上がる)
だそうで。
一例として
修繕前の査定額:30万円
修繕後の査定額:70万円
修復料金は後ほど詳述しますが
これほど買い取り価格が変わる可能性があるので
あれば買い取り前に修復だししたほうがと
思ってしまいますよね。
「修繕待ちが1ケ月~1ケ月半待ち」
そのような技術をお持ちの保科美幸さんだからこそ
修繕依頼が殺到し、
修繕待ちが1ケ月~1ケ月半待ち
になっているそうです。
修復に使用する染料は一点一点に
合わせて調合しそれぞれの品物に
ピッタリの染料を使用して仕上げるのですね。
保科美幸さん独自の方法として
通常はその染料をスプレーを使うところ
「はけ」を使用してそれぞれの革製品独自の
風合いを出すためにスプレーより「はけ」の
方がより繊細な調整がしやすいとのことです。
以下の動画の二分あたりのところに
はけを使用した作業がありますが
微妙な感じを調整するのに
やはりはけが良いそうです。
しかも刷毛(はけ)は保科さんが仏壇職人のところに
ムラにならない刷毛使いを習いに行った時に
教えてもらった漆用のものを愛用している
こだわりぶりだそうです
2.保科美幸さんの経歴が凄い!?
名前 :保科美幸(ほしな みゆき)
生まれ:1980年8月6日生まれ
出身 :神奈川県川崎市(?)
卒業校:川崎近辺の高校(推測)
所属 :美靴工房(びかこうぼう)
「ブランド女医(じょい)」として連載
今や、業界屈指の技術力だけでなく
上質な接客で富裕層のお客の心をつかむ
サービスを誇る保科美幸さん。
ですが、最初から革製品修繕の道に歩むと
決めていたわけではなかったそうです。
かつては目的もなく渋谷を
ぶらつくコギャルだったそうで、
「自分には何もない」と悩みもがいて
いた時期もあったようです。
ではどうして、今のような技術力と
サービスができるまでになったのか?
今のような状態になるためのおおもとに
保科美幸さんの凄い行動力と情熱が
あるからこそだからのようです。
「美化工房」の初期のころからのメンバーの
一人である、保科美幸さんですが、
お店の募集に応じてきたときは
どこにでもいる髪を明るく染めた
全くの素人の女の子との印象だったようで、
最初は今のような技術職ではなく
「受付」としての採用だったそうです。
ところが、当時の技術職の方の
修繕したものを見て納得できなかったのか
自分でこっそり修繕したことも認められ、
技術職へとなったようです。
そして技術職として見直しを任されるように
なってからの行動力も凄い。
それらを物語るエピソードとして
「プレゼントの靴台無し」
「工房スタッフを全員女性に」
「フィレンツェ靴工房への飛び込み修業」
「上質なお客様との交流」
それぞれ見ていきましょう
「プレゼントの靴が台無し」に関しては
技術職へ変わってからの保科美幸さんの
努力を惜しまない頑張りに対して
創業メンバーがプレゼントした
フェラガモの靴。それが傷んできたところに
あるお店の靴クリーニング店に出し所、
靴の特徴の一つである、「艶」を
間違って落としてしまい、彼女は
非常に落胆し、その時保科美幸さんは
「オリジナルに忠実な、つくった
クリエイターをリスペクトする、
そんな職人に私たちはなろう」と
決意を新たにしたと言います。
「工房スタッフを全員女性に」
革製品の取り扱いは
女性スタッフがメインというのも
革製品は皮膚とおなじようなもの
なのでお化粧するなど、
普段から皮膚に触れる女性のほうが
繊細に対応できる。と。
色なども男性より、以上に繊細な色感覚での
対応ができるなどのためだそうです
「フィレンツェ靴工房への飛び込み修業」
24歳で技術部門の見直しを任せられてからの
保科美幸さんの行動が凄かったようです。
本場フィレンツェの靴工房へなんのアポもなしに
行き、飛び込みで修業。
修復に必要な染料を求めて、フランスの有名ブランドの
工房にも毎日通ったそうです。
ですが、それらの情報は
各ブランドや職人さんにとって
自分たちのごはんの種になる情報。
そんな簡単に教えてくれるはずもないのですが、
それでも「情報が得られないと日本に帰れない」
との思いで毎日通い詰めたある日、
そんな保科美幸さんの情熱に感動したのか
一人の職人さんがこっそり情報を教えてくれ
今の技術の確立につながったといいます。
「上質なお客様との交流」
エルメスやグッチなど超高級ブランドの
修復を依頼するお客様相手に、
当初は「誰にも負けないスキルさえあれば良い」
との認識でした。
しかしその後それらの技術は前提であり、
それ以上のものを提供することが
重要と考えた保科美幸さんは
高級靴ショップやレストランなどに行き、
自らサービスを受けるようになったそうです。
ヨーロッパの有名靴ブランドも訪ね、なぜ富裕層が
この靴を選ぶのか、肌で感じる経験もしました。
お客のライフスタイルまで考えた丁寧な
接客を提供したところ来店客数が増加し
その後の人気ぶりになったそうです。
3. 保科美幸さんの美靴工房のサービス・料金は?
保科美幸さんがお勤めになられてる
美靴工房に関しての情報を調べてみました。
美靴工房の場所、サービス内容、注文方法、
必要日数、料金など。
まずは場所やアクセスですが、
「美靴工房」
場所:東京都世田谷区玉川3-21-8 1F
営業時間:11時~18時
定休日:日曜・祝日
アクセス:◇電車 東急田園都市線及び大井町線 二子玉川駅より徒歩8分
◇バス 小田急成城学園行き 停留所 中耕地より徒歩1分
(二子玉川駅改札出て右方向 乗り場3番 玉07系統)
出典:https://www.bika-kobo.com/shop.html
サービス内容:対象は「鞄(かばん)」と「靴」です。
※以下の価格表は2018年3月31日時点までのもの
鞄(バッグ)に関しては、
エルメス、シャネルなどの超有名ブランドと
それらのブランド以外ものとで料金がわかれています。
鞄(バッグ)
「靴」に関してのサービスは
対象が男女の“性別”
サービスが“クレンジング”か“リペア(修繕)”
に分かれています。
クレンジング:(以下料金は2019年3月時点。税別)
リペア
4. 保科美幸さんの保科美幸さんの今後は?
ブランドのような高価なものだけでなく
革製品は基本的長期間使用することが
多いもの。特に自分が気に入って
購入したものであるほど、愛着がわき、
普段から身に着けたいと思う方が多いのではと
思います。
保科美幸さんご自身もプレゼントされた
ブランド物を台無しにされた経験から
作りての気持ちをリスペクトする人になろうと
ご自身の腕に磨きをかけ、また同じような
気持ちで革製品を使用している人のために
その技術を提供してきました。
傷みがひどく、専門家に依頼したほうが
良いものももちろんありますが、
日常的にケアすることによって、
愛着のある製品が良い状態で長持ちすることできるので
そのような情報やケア用製品の提供も始めました。
今後もいろんな革製品の修繕の最後の駆け込み寺のような
一番頼りになる存在としてあり続けるとともに
そのような状態を維持するなどお客様の
立場に立ったサービスが提供されるなど
保科美幸さんの行動力や情熱に基づいた
ますますの活躍が期待できそうで楽しみですね。