広津崇亮(HIROTSUバイオサイエンス)wikiプロフ、経歴や受賞歴が凄い!?線虫がにおいでがん検査!?費用などは!?【ガイアの夜明け】

こんばんはtakaです。

今回(12月17日)に放送された

ガイアの夜明けで

広津崇亮さんの取り組まれている

内容が紹介されました。

 

それはがん検査の新しい方法です。

みなさんがん検査って受けられたこと

ありますか?放送でも紹介されていましたが

日本の受診率は他国と比較して

低いそうです。

 

理由として費用が高い、めんどくさい、

痛みなどの理由だそうです。

私はそろそろ気になる

年齢ですので、胃と大腸の

検査を受けたことがありますが

確かに事前準備も必要ですし、

痛みもありますし、費用もそれなりに

かかりますのでよほど気になるような

状態でないとなかなか

受けに行こうという気になれない気持ちも

分かるような気がします。

 

広津崇亮さんはそのような障壁を

なくし、もっと受診しやすく

する方法を研究されている方です

 

いろいろ調べましたので

ご紹介しますね。

1.広津崇亮さんのプロフィール

出典:https://www.google.com

 

名前 :広津崇亮(ひろつたかあき)

生まれ:1972年4月25日生まれ

出身 :山口県

卒業校:東京大学大学院理学系研究科生物化学

東京大学理学部生物学科卒業

私立東大寺学園卒業

所属 :HIROTSUバイオサイエンス

役職 :代表取締役

経歴 :

1997年 サントリー株式会社入社

2001年 東京大学大学院理学系

研究科生物化学専攻 博士課程修了(理学博士)

2001年 日本学術振興会 東京大学遺伝子実験施設

特別研究員

2004年 京都大学大学院生命科学研究科

ポスドク研究員

2005年 九州大学大学院理学研究院生物科学部門 助教

2016年 株式会社HIROTSUバイオサイエンスを設立し、

代表取締役に就任

2018年 Adjunct associate professor, QUT(Australia)

 

受賞歴:

2000年 線虫の匂いに対する嗜好性解析論文「Nature」に掲載

2002年 井上研究奨励賞受賞(井上科学振興財団)

2016年 開発研究奨励賞(ニューロクリアティブ研究会)

2016年 中山賞奨励賞(中山人間科学振興財団)

2016年 ナイスステップな研究者(文部科学省)

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2.広津崇亮さんのきっかけは!?

プロフの部分で紹介させていただきましたように

広津崇亮さんの出身大学は東京大学理学部です。

 

理科2類でその後のは通常は農学部に行かれる方が

多いようですが、広津崇亮さんは理学部に進まれた

そうです。

その後、20年間“線虫の嗅覚の研究”を

行っていたそうです。

 

“線虫の嗅覚の研究”をしようと思った動機は

当時、嗅覚の研究が他の視覚や聴覚などの感覚と

比較して遅れていたからだそうです。

まだ研究が進んでいない分野でチャンスが

大きいと判断したということでしょうかね。

 

人間以外の他の動物は五感の中でも嗅覚に頼っている

事が多いのですが、人間は主に視覚に頼っていることが

多いため、従来は視覚に関する研究が進んでいたようですが

他の感覚、嗅覚などの研究は進んでいなかったようです。

 

実際、広津崇亮さんが学生だった頃の1991年に

米国人の科学者二人がのち(2004年)にノーベル賞を

受賞する論文を発表してから一気に研究が進んだそうですので

本格的な研究が進みはじめてからまだ約20年少しと

日が浅い状態だったこともあったようです。

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3.広津崇亮さんの線虫がにおいでがん検査!?

『N-NOSE』 は、線虫という生物の特性を

利用して検査を行います。線虫は線形動物門に

属する動物の総称で、土壌や海洋中、

または生物の中など、さまざまな環境で暮らしています。

その種類はある試算によると1 億種類ともいわれ、

500 万~1000万種と推定されている

昆虫を大きく上回り、地球上の生物の中で最も種類の

多い生物と考えられています。

(*『N-NOSE』 で使用されるのは

C-elegans という種類の線虫です。)

線虫というと人間に寄生し

悪さをするものもいるようですが

線虫にも非常の多種類あり、

このCelegansは人間には無害だそうです。

 

C-elegansの特徴

体長は約1mmで色は透明

脳、神経、消化器官から生殖器まで持っている

弊社が研究を進めているがん検査システム

N-NOSEでは、生物の嗅覚を高感度センサーと

して応用しています。

体長は1mm程度で透明な体をもっており、

自然界では土壌中に生息しています。

目や耳といった構造がないため

匂いを頼りに生活しており、

嗅覚が非常に発達していることが知られています。

 

C-elegansは雌雄同体であるため、

単体で繁殖することができます。一つの個体で

卵細胞と精細胞を作り、子孫を残すことができるのです。

1匹の線虫が産む卵は約300個にもなり、

繁殖が容易なことも特徴のひとつです。

出典:https://hbio.jp/key-technology/

 

特徴、利点としてはいろいろありますが

種類:非常に多種類のがんを検査できる

胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮がん、

膵臓がん、肝臓がん、前立腺がん、食道がん、

卵巣がん、胆管がん、胆のうがん、盲腸がん、

腎臓がん、膀胱がん などを含む18種類のがん

苦痛がない:わずか一滴の尿サンプルでの解析可能なため

苦痛もない

簡便:尿の採取に食事などの特別な条件は定めておらず、

通常の健康診断などで採取した尿を使うことができます。

早さ:検査結果が出るまで約1時間。

安価    検査システムのコストも安い

高感度              感度約90%

早期発見可能:早期(ステージ0-1)でも感度ほぼ変化なく検知可能

 

安価で簡便、早期発見可能と

いいことづくめのように聞こえますね

従来の検査キットではステージ0-1では

10~20%くらいだそうです。

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4.広津崇亮さんの費用などは?

広津崇亮さんの研究されている

このガン検査の方法は

2020年1月の実用化をめざし

研究開発が進められているそうですので、

まだ費用がどれくらいということは

はっきりわからない状態です。

想定は数千円レベル。

通常、胃や大腸をカメラで見ようとすると

3~4万円くらい必要思われますので

従来のがん検査にはない安さが

期待されています。

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5.広津崇亮さんの今後は!?

広津崇亮さんのこの検査方法は

線虫がん検査『N-NOSE』というのだそうですが、

2020年1月の実用化 をめざし、

研究・開発が進められているそうです。

またさらなる進化をめざした

研究も進められているそうです。

それはがんの種類の特定です。

現在は、がんにかかっているかどうかの

判別に関しては他の検査にない

ほどの高感度を誇りますが、

18種類のがんに高感度で反応するも

どの種類かまではわからないという

ところに対する挑戦です。

とくに症状が出にくく、見つけにくい

すい臓がんに対しての期待が大きいようです。