こんにちはtakaです。
今回(2019年4月7日)の
ザ・ノンフィクションでは
原裕美子さんの特集が
放送されます。
2005年に初マラソンで
名古屋国際マラソンで優勝。
2007年の大阪国際女子マラソンで
優勝を飾るなど、日本の
女子マラソン界に彗星のように
現れた期待の星だった方です。
そんな彼女の現在など
色々調べましたので
ご紹介しますね。
1.原裕美子さんの経歴・実績が凄い!?
名前 :原裕美子(はら ゆみこ)
生まれ:1982年1月9日生まれ
出身 :栃木県足利市
卒業校:宇都宮文星女子高等学校
所属 :不明
自己記録
5000m 15分38秒81
10000m 31分24秒33
ハーフマラソン 1時間9分28秒
マラソン 2時間23分48秒
略歴:
1999年:日本選手権1万メートル9位
(栃木県大会、関東大会優勝)
全国高校女子駅伝 最高記録
2000年:京セラ入社
2005年:名古屋国際女子マラソン 優勝
2005年:世界陸上ヘルシンキ大会女子マラソン6位
足に三か所の疲労骨折で約1年間無出場
2007年:大阪国際女子マラソン 優勝
2007年:世界陸上大阪大会女子マラソン 18位
腹痛、左太もものアクシデントで脱落
2008年:大阪国際女子マラソンを
直前の急性胃腸炎で出場取りやめ
2008年:名古屋国際女子マラソン 4位
北京五輪代表入り逃す
2009年:大阪国際女子マラソン 3位
3大会連続の世界陸上女子マラソン代表選出逃す
2010年:ユニバーサルエンターテインメント移籍
2010年:北海道マラソン 優勝
2011年:北海道マラソン 途中棄権(足の痛み)
2013年:故障の悪化等を理由により退社
2005年にマラソン初挑戦でありながら
そのレースで優勝候補の筆頭だった
渋井陽子さんがレース後半に脱落、
他の有力候補だった2位の大島めぐみさんや
3位の北島良子らと競り合い、38km過ぎからの
スパートでいきなり優勝して、
注目を浴びることになったと同時に
世界陸上ヘルシンキ大会の代表に選ばれることに
なりました。残念ながら世界陸上ヘルシンキ大会
では疲労骨折などで6位に終わりました。
マラソン選手に限らずスポーツ選手は
ケガへの対応が重要と思われますが、
特に原裕美子さんの場合はかなり
ケガに悩まされてることが多いように
思われます。それは原裕美子さんの
特殊な事情も関わっているのかもしれませんが
後ほどご紹介します。
2.原裕美子さんのきっかけは?
原裕美子さんのマラソン初めたきっかけは
“いじめ”からの脱却だったようです。
小学校5,6年生のころ、クラスで仲間外れに
されており、友達もいないため、
普通なら友達と遊べて楽しい放課後も
遊びに行く先もなく、家に
引きこもっていたそうです。
そんな折、原裕美子さんのお兄さんや
お姉さんが所属していた中学校の陸上部の先生が
「駅伝大会に出るが、人数足りないので
出てくれないか?」と言われ
6年生のころから中学校の練習にいったところ
小学校の周りの友達と違い、
先輩みんなの優しさもあり、走ることが
楽しく、それでさらに練習して早くなると
褒められて楽しくなるという良循環に
入り走ることの魅力に惹き込まれたようです。
そして小学校でも6年生の校内マラソン大会で
ダントツ一位になってクラスの人気者に
なれてからはみんなとも仲良くなれるかもと
いう思いから走る練習に打ち込むようになったようです。
とにかく走るのが楽しくて暇さえあれば
走ってるような感じだったそうです。
今まで楽しめず蓄積していた分が一気に
爆発し、そのエネルギーが
走ることに注がれたことが
のちの、素晴らしい結果につながった
ような感じですね。
マラソン選手は体重管理を厳しくされる場合も
あるようです。やはり長距離走の場合、
少しの体重が長時間では大きな負担になる
のでしょうね。
しかし、その管理等も必ずしも
どこも同じような厳しさではないようで
原裕美子さんの場合は高校までは
それほど厳しい環境でなかったようです。
そして、そのころは体調も良かったのですが、
その後、職場や監督方針などの
環境が変わりマラソンの成績のための
非常に厳しい体重管理を課されるように
なったころから、体重維持のための努力してる
うちに、過食嘔吐が始まり、最初は危険を
感じていたものの、吐くことで
体重が増えず、しかも好きなものも食べられると
思い、食べ吐きを繰り返すようになったそうです。
そのことで体重は確かに維持でき、
成績もよい記録がでるようになったが
その一方で、吐くときの胃酸で
歯が溶け、筋トレで食いしばることが
重なり歯の根っこからダメになり
すべての歯がインプラントになるまでになったとか。
歯医者代で軽く400万円はかかっているそうです。
弱音を吐けない厳しいムードの中で
痛みも言い出せず、その当時の体重は
43~44kgでキープとあまりの痩せすぎなどで、
生理なども止まりそれが疲労骨折しやすくなることに
繋がっており、始めた当初の走ることの
楽しさは消えさってしまい、辞めたいという気持ちさえ
出てきたそうです。
その後ユニバーサルへ移籍し、小出監督と
練習するようになり走ることの楽しさを
思い出し練習にうちこむようになったが
以前からの坐骨神経痛が悪化。
治ると挽回するため無理をし、また悪化を
繰り返し結局体調が戻らず、残念ながら
ユニバーサルを去らざるをえなかったそうです。
ですが、世界でもメダルの夢は捨てきれなかったため
実家でトレーニングを続けていたときに、
かつてのコーチから東京でのクラブチーム立ち上げを
手伝うよう誘われたときに金銭トラブルに
巻き込まれ、信じてた人に裏切らたショックで
食べ吐きがひどくなるとともに、
過去の厳しい体重制限時代に
好きなものを食べることすら過剰に
押さえられ、お金も自由に使えない状態に
管理されたことからの反動のような形で
万引きに走ってしまったようです。
窃盗症が悪化し、万引きも毎日するようになり
群馬県太田市内のスーパーで
キャンディーなどの菓子3点
(382円相当)を万引したとして起訴されている
382円相当のお菓子の万引きで逮捕、
起訴され、その栄光は地に落ちることになって
しまいました。
「自分がされたひどいことに比べれば
これくらい大したことないよね」と
あまりのショックから冷静な判断が
できない状態まで追い込まれたのですね。
ショックの大きさがわかりますね。
窃盗は確かに良くないことですが、
非常に信じていた人から裏切られたあまり
そういう精神状態になってしまうことは
わかるような気がします。
原裕美子さんの事件をきっかけに
その摂食障害と“万引きがやめられない病
(クレプトマニア )”との関係性が
注目されるようになったようです。
3.原裕美子さんの現在は?
現在、原裕美子さんは厚生施設で暮らしています。
その更生施設は、覚醒剤やアルコール、
万引きなどの依存症患者が共同生活を
送る場所だそうです。
どこの施設か調べましたが情報は
見つかりませんでした。
現在はご自身の経験から
同じことを繰り返す人がないように
摂食障害を軽くみず、早めに相談することが
その後の自分の人生に良い効果を持たらす
ことを訴えています。
摂食障害が食事の問題だけでなく
合理的な思考すらもできなくなる
心の病でもあることを理解してもらうために。
そのような活動を行うようになった
きっかけは弁護士さんだったそうです。
留置場で死ねなかった時、『原さんが元気に
なって戻ってくるのを待っている人は
たくさんいるよ。元気になって戻って
安心させてあげよう』と言われました。
そこで自分と同じような摂食障害で
1人で苦しんでいる人に、
1人で抱え込んでも治るもんじゃない、
誰かに助けを求めた方が先につながる
ということを伝えたくてということです。
4.原裕美子さんの結婚は?
原裕美子さんはお写真からも
わかるようにとても魅力的な
女性ですので、ご結婚されてるか
気になりますね。過去の傷を
癒してくれるような男性が現れてると
良いと思い、調べてみましたが
ご結婚はされてない感じですね。
ですがこの番組の取材中に
原裕美子さんにとって大切な存在と
なる男性が現れたそうです。
情報等探してみましたが、
見つからず、番組等で情報入手できましたら
更新したいと思います。
原裕美子さんと同じような
厚生施設で暮らされてる方かもしれません。
その男性は覚せい剤で3度の逮捕暦があり、
現在は保釈中の身ということですので
彼もまた結婚に
失敗した過去があり、同じような心の傷を
持つ方同士、惹かれあっているのかも
知れませんね。
5.原裕美子さんの今後は?
万引きによってすべてを失った
マラソンランナー、原裕美子さん。
ですが、ご自身の経験をもとに
自分と同じような人が出ないように
摂食障害は特に女性アスリートに
多いようで、高校生の合宿にも
見に行った時にあまりにも細すぎる
女性を見て危険性を感じたそうです。
危険は経験してみないとなかなか
自分事として感じることが難しいもの。
原裕美子さんのような方が親身になって
訴えることにより同じような人が
現れないように、ご自身にとっては
つらいことだと思いますが頑張ってご自身の
経験をみんなに分かってもらいたいですね。